ロンデン尾根 梵天山

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勝峰山

勝峰山に到着〜。本日の大目標を達成しました。

勝峰山の山頂にある説明板によると、ここ勝峰山はその昔、藤原秀郷の軍3000に追われた、平将門の軍400が一夜城を築いて戦った場所だと言うことです。戦いは激烈を極めましたが勝敗はつかず、将門さんは夜の闇に紛れて脱出!!したらしいです。(詳しく知りたい方はこちら

山頂の様子。

勝峰山の山頂は四方は立木が塞いでおり展望はありませんが、今日は天気が良くて木漏れ日が気持ち良い山頂でした。

桜の巨木が立ち並んでいる。

勝峰山には桜の巨木が何本も立ち並んでいて、
桜の咲く頃に登山をすれば、さぞかし壮観でしょう。

また山頂の奥には、神様が祀ってありました。

神様の様子。

火の神・火産霊神(ほむすび)と土の神・埴山姫神(ハニヤス)を祀っているようです。

神社の事をちょっと勉強したい。

ダブル神様。

すぐ近くには綺麗な三角点もありました。

※この三角点は『勝保山 三等三角点』です。

勝保山だったのかな?

さて、この勝峰山からは縦走して麻生山方面へ向かう事ができます。

縦走するぞ。

それと、山頂のちょっと下には展望台もあるので、
時間がある方は立ち寄るのも良いでしょう。

展望台。

さあ・・ここから縦走を開始します。

勝峰尾根を進む。

さらば、勝峰山。

勝峰山から麻生山方面へ移動する。

勝峰山からは小さくを高度を下げ、そこから緩やかに稜線が伸びている。
ここが勝峰尾根らしい。
一度高度を下げた後は次のピークまで緩やかに道が続く。

道の様子。

漠然と歩いて行くと、やがて南に伸びる尾根『幸神尾根』と合流する。
幸神尾根は標高460mの小ピークを有する尾根。

深沢山

丁度その場所に『深沢山』の山頂プレートがありました。

『深沢山』

標高460mらしいです。

北西へ向かう。

赤テープもあった。。

この深沢山から、金毘羅尾根までの約3km程度の尾根は『ロンデン尾根』と呼ばれているようです。地図で確認すると、この先は標高441mの小ピークがあり、しばらくは平坦だけど、 緩やかな上り道が続くみたいです。

途中の見晴らしの良い場所。

慎重に大胆にスピード感をもって歩く。

山の中の様子。

標高441mの小ピークを通過〜。

特に何もなし。

看板。

標高448m地点を通過ァ〜〜!!

どんどん進むよ。

鉄塔の下を通過。

なかなか良い道じゃない〜。

ツツジの花も綺麗。

真藤ノ峰

標高543mの真藤ノ峰へ到達。

おっ!こんな場所にプレートがっ。

『真藤ノ峰』標高543mです。

特段何と言う場所でも無いので、ほぼスルー気味で通過〜。

真藤ノ峰の様子。

そしてこの先には標高607mの『梵天山』が待っている。

じわじわ・・と高度が上がってきましたよ。

ここはわりとしっかりとした登り道でした。

大した登りでは無いけど、慎重に登ります。
途中はロープが出てきたりして、うまく使って登ります。

※使わなくても登れる程度です。

ロープありがとう。

すこしいい汗をかいて、爽やかな気分で梵天山の山頂へ立つ。

梵天山

ここが梵天山だ〜〜。

梵天山の様子。

梵天山のプレート。

周辺をキョロキョロと見て観察するも、特に何もない。
四方は植林に囲まれ展望はない。

ザックを落として休む。

時計を見ると11時半ぐらいです。
この先はしばらくお昼ごはんを食べられそうな
場所が無かった気がしたので、 ここで昼食をとることにしました。

お昼ごはんの時間です。

今日はお弁当を買ってきました。380円ぐらいの弁当です。。
そして水は、大分・長湯温泉の温泉水『硬水・マグナ300』です。

ちなみにこの水は文字通りかなり硬い味がしました。

これがなかなか良かった。

それで誰もいない山頂でお弁当を食べたんですけど。 これがなかなか美味しいんです。

変にバーナーでお湯をわかしてラーメンを食うより、ずっと充実してるんですよ。
コロッケも海老フライも入っているし。いろいろ入ってて良い感じです。

・・・遠足っぽくていい。

ガスコンロと燃料とコッヘルを合わせるよりこっちの方が軽いんじゃ?(^^;

普通に美味いんですけど?

春から初夏はこれもアリだな・・と思った僕でした。

登山だからと言って、ワンバーナークッキングしなくてもいいんだよね、当たり前だけど。

うん、いける。

お弁当を食べて、久々に遠足気分を思い出したオヤジなのでした。

(遠足気分かぁ・・。)
山の楽しみ方の一つとして、心の片隅に刻んでおきたい・・。。
と思いました。

「遠足」と言うと子供の遊びという印象がありましたが、こうやって文字をじっと見ると なかなか綺麗な日本語だなぁ・・・と感じます。

完食。

食い終わった後は、バーナーでお湯を沸かしてコーヒーを飲みます。

コーヒーを一杯飲むためだけの装備です。

気温は高いんですけど、風は涼しいし、空気もカラッとしているので、
暖かいコーヒーも美味しいです。

こぽぽぽ。。

山で飲むコーヒーが激うま。

山で飲むコーヒーが本気で美味い。

食事が終わったなら、手早くパッキングしなおして旅を再開する。

パッキング完了。

忘れモノが無いか確認したら出発〜。。

さて、次へ。

そうそう、今回は虫よけとしていつもと違う『ハッカ油』を買ってきました。
これを首筋にしゅっ!とかけると・・びっくりするぐらいの清涼感ですね。
ちょっと高かったんですけど、値段が高いのは違うなぁ〜とびっくり。

小さいのに800円ぐらいするのだ。

ここから先は後は金毘羅尾根へ合流するために前進。

森の様子。

葉っぱ。

途中からは金網フェンスが出てきて、立ち入り禁止地区の脇を歩く。
柵の向こうはセメント会社の私有地です。

右側に危険フェンス。

人と社会を鉱物で支える日鉄鉱業さん、立ち入り許可を下さい。
会長さん・社長さんお願いしますm(__)m

立ち入り禁止ざますよ。

フェンスの向こうの山に登りたいよ〜ん。

標高631.9m

標高631.9の小ピークに到達。
ここの山頂は立ち入り禁止のフェンスに閉ざされています。

山頂の様子。

ここには三角点もあります。
『肝要 三等三角点』です。

三角点もあります。

『白岩山』の記載。

白岩山の落書きがありますが。ここは白岩山では無いと思います。
白岩山はこのフェンスの向こう側にある山の名前・・。。
石灰岩の採掘場になっていて、もはや山は原型を留めていないようです。

この先に行ってみたい。

でも、この先は危険ですね。それに法律違反だし。
山がまるごと一つ無くなってしまうなんて寂しいですね。

ロンデン尾根も終わる。