天祖山から棒ノ折山縦走

< 前へ戻る < トップページへ戻る

酉谷避難小屋

おっ。誰かいるぞ。

こんにちは〜。。

家族???

お父さん、娘、息子のご家族パーティーか?と思ったら。
ぜんぜん違っていて、3人とも単独行でした。

単独行の可愛い女性がいて若干テンションが上がりました(笑)

とりあえずスペースを確保。

とりあえず、飯を食う。

まずはお湯を沸かすのだ。

新しく買ったシェラカップ兼コッヘル。

シェラカップなのに、蓋がついていてお湯を沸かしたりする事もできるのです。
好日山荘で買いました、重さはsnowpeakの『極』より5g軽いだけでした(^^;)
ちなみに蓋はまな板替わりにもなる・・のです。

とりあえずドライカレー。

ドライカレー完成。

がっつり食ってやる!!と思っていたのですが、食欲があまり無いのです。
すこし頭痛がしますし。

今日はソーセージを持ってきましたよ。

そしてエリンギです。

実は今日は軽くウィスキーも持ってきました。
ソーセージを焼きながらちょっとだけお酒を飲むといい気分です。

ひたすらソーセージを焼く。

しかし焼いていると煙がすごいので、外で焼いたのだった。

んまそ〜(?)

避難小屋で雑談していると、5人目のおじさんがやってきました。
帰ろうと思って小川谷を下ったけどやっぱり危なかったので引き返してきたそうです。
ちなみに後でわかったのですがこの方、
奥多摩の有名な最西端のコンビニの店長さんだそうです。

全部で5人。

エマージェンシーブランケットを展開するおじさん。

おじさんが使う毛布は外に干した。

コンビニのおじさんは、半遭難状態ですね(笑)
家の人が心配して遭難届け出していたら困るなぁ〜。みたいな感じでした。
あと、食べ物があまりなかったので山ガールさんが何か上げていた様です。
僕もソーセージとエリンギを少しですが食べてもらいました。
食料を少しだけ多めにもってきてよかった。

それと小屋に毛布が2枚と銀マットがあったのでよかったです。
さてその後みんな早めに就寝〜

夜中に何度かトイレに行くと鹿の大群がどっどどっど!!と逃げていった。
暗闇に光る鹿の目が印象的だった。

避難小屋の朝。

朝、4時ごろに起床。。
昨晩はあまり眠れなかったですね。

パッキングをしつつ。

朝食の準備をします、昨晩と違って今朝は食欲があります。
あと、残り物のソーセージや、玉子焼き。コーヒーなんかを食しました。
朝御飯はゆっくりノンビリと食べました。

朝食の様子。

ところで、避難小屋の下の方に鹿がいまして、
何かにひっかかって動けなくなっていました。
暴れてもがいているのですが、逃げられないみたいです。
助けてあげたいのですが、間違って蹴られたら内蔵破裂とかで死ぬと思うので、
どうしようも無いです。

画面中央に鹿がいます。

拡大写真。

柵に引っかかってるのかな〜。
残酷だけど見捨てるしか無いですね、
おじさんが下山したら警察に報告すると言っていましたけど、
たぶん鹿は射殺されるだろうと思います。

パッキング完了しました。

みなさんに別れを告げ、旅を続けます。

お世話になりました〜。

避難小屋の前、風景が霞んでいる。

有難う避難小屋。

さて今日はここ酉谷山避難小屋を離れこの旅の最終目的地。棒ノ折山を目指します。

出発だ〜。

目指すは棒ノ折山

早朝の山は虫もいないし、静かで気持ち良かったです。

道の様子。

静かな道。

細い道。

木の橋。

落ちると大怪我する。

ここからは当分なだらかな道がつづき。
木々の囁きを聞きながらのハイキングって感じです。

なかなかいい感じ。

ツツジの彩りが綺麗。

ゆるゆる・・と対話する。

七跳尾根分岐

七跳山から伸びる七跳尾根の上についている登山道の分岐地点へ差し掛かります。

分岐地点だぜ。

ここからすこし歩くと七跳山へ登る登山道が山頂へ一直線に伸びていました。

登るぜ。

直登ぎみに登って行く。

最初は登るつもりは無かったのですが・・・。
登った事ないので頑張ってみました。

登って行くと巨木。

巨木を見送って、なおも進んで行くと、もうひとアルバイト出てきました。

登り坂。

かやに覆われた道をこれまた直登気味に登って行くのです。

登り切った所。

七跳山の山頂はなかなか複雑な地形を形成していて印象的でした。
一度登った後に再び窪地に降りて行くと、山頂の中央に一段高くなった場所があります。
そこが七跳山の山頂の様です。

下ってまだ登る。

七跳山

ふ〜。。一汗かいてしまいましたが、
初めてくる七跳山はなかなかユニークな地形で楽しめましたよ。

山頂の様子。

三角点がありました。

なぜか、この部分だけぽっこりと小高くなっているのです。
不思議。

下に急激に落ち込んでいる。

茅に覆われた山頂。

展望は無い。

さて、次だ。

何箇所も木の橋がある。

ごつごつの、ぽわぽわ。

さてこの先は、僕が大好きなあの場所。

ぼ〜っと歩いていると、見過ごしてしまう。

木のアーチを進む。

ハナド岩

ここがハナド岩、長沢背稜の中でももっとも展望が良い場所の一つだ。

断崖絶壁なんです。

下をのぞくと・・すごい高度感。

落ちたら・・・死あるのみ。

今日はかなり空気が霞んでいたけど、やっぱりこういう場所は気持ちがいい。

絶景だなぁ〜。

最高です。

ハナド岩を堪能する事数分、その後は長沢背稜最後の山である天目山ですが・・。。

今日は巻きます。

空も霞んでいるし、展望も効かないだろうから、あまり登る気が起きないのです。

サトイモ系植物。

天祖山を巻いて、次なる目的地は一杯水避難小屋です。

この旅・・まだ先は長い。

平坦な道ではペースを上げて歩く。

山の様子。

よし、避難小屋が見えてきた。