奥
さあ、いよいよ奥へ突入。
しかし「奥」ってなかなか面白い地名だな〜。。と思います。
「奥」と言うぐらいだから、かなり奥まった場所にありますね。
頭上にしだれ桜が見えてきた。
おおっ・・・!
ここが奥かぁ!!
東京の秘境集落!?「奥」
この周辺は桜がとても綺麗でした。
桜。 |
いっぱい花が咲いていて綺麗。。 |
小屋。
集落を歩いていても、誰にも会いませんでした・・。。
過疎化が進んでいるんでしょうか。
はい!消します。
道中みかけた花。 |
とても綺麗。 |
桜をアップで。 |
綺麗です。 |
奥多摩湖周辺では桜は散り始めの状態でしたが、標高が高い奥の集落では桜は満開。
倉戸山の桜の適期を見極めるのは難しそうですが、帰りは倉戸山に寄ってみるのも面白いかもなぁ・・なんて思いはじめていました。
倉戸山は桜があるらしいのです。
春の香りでいっぱいの奥の集落だった。
見通しが良く、明るい奥の集落を気持ち良く歩きます。
上まで来るとながめも良い。 |
ブッ壊れた車。 |
もうすぐで登山口だ。
登山口
奥の集落の道を何度か折り返しつつ、林道を登って行くと、登山口がありました。
ここから登る・・。。
と、思ったら、通行止めだった。
ここからすこし迂回する。
迂回と言っても10mぐらいです。
いっくぜぇ〜〜!!
大変おまたせしました。ここからやっと山登りって感じです(^^
登りはじめの様子。
登山開始とは言っても、奥の集落をかなり上まで登ってきているので、
浅間尾根の上に乗るまでそんなに高低差があるわけではない。
道の雰囲気。
序盤はあまり木が生えておらず剥き出しの登山道を歩く、
直射日光がモロにあたって暑い。
しかし適当にこなして行くと森の中へ・・。
森の中に入るとすぐに前方に変なもの発見っ!!?
前方で水しぶきが上がっていた!?
水場があるようだ。
近づいてみると・・。。
湧き水だ〜〜(^^ |
水が湧いてる〜。 |
と思って見ていると、水が勢い良く吹き出てきた!!
す・・すごい!?
こういうの初めてみた〜。。
炭酸水みたいに、泡がシュワシュワ・・となっていて・・。。
かと思うとじわ〜〜っと水量が増えて・・。。
そしてブクブク!!と水が吹き出てくる。
ちょっと感動したのでムービーを撮影したので見てください。
※他愛もない映像です。
そしてジワジワ・・と前進して行きますと・・。鳥居が見えてきます。
浅間神社
浅間尾根の名前の由来となっている浅間神社です。
よし、ここからが本番だ。
ここから、浅間尾根の上を歩く事になり、
目指す鷹ノ巣山避難小屋までは2.5km程の道のりとなります。
鳥居の周囲にあるもの。 |
大きい石。 |
この石になにか書いてるんですが、彫りが浅くて読みづらいです。
一番上には富士山のシルエット。そして富士の文字は見えます。
※こういった石碑の上部に富士山のシルエット(笠印)を模したものは、『富士講碑』と呼ばれている。富士講には信者が記念の意味を込めて記念碑を奉納する文化が存在しているそうです。ちなみに富士講とは、富士山や地元の神を崇める民族宗教のようなものらしいです。
解読は難しそう。
さて、鳥居をくぐった先にもいくつか構造物がございまして・・。。
何かな・・。
近づいてみると・・。。
えらくアッサリ系。 |
・・・・。。 |
鳥居から先こういう建物がいくつかあります。
ちょっと見てみよう。
祠のようなもの。
かなり傷んでいる建物。 |
荒れている。 |
こういう荒れた神社を見ると、なんとかならんものかなぁ?といつも思います。
神社なんだからかならず責任者・管理人がいたハズなんですよね。
神主さん、どこにいっちゃったのかな〜?
先へ進む。
すぐに2つ目の鳥居。
古くて味がある鳥居だが。 |
あと何年立っていられるか・・。。 |
2つ目の鳥居をくぐると立派な拝殿が・・。。
手を合わせて拝む。
手入れされている感じじゃないなぁ・・。。
やがてここも七ツ石神社と同じ運命をたどるのだろうか・・。。
拝殿の様子。
なんて事書いてるけど、こういうものを維持するのは大変お金がかかるんだろうな。
中の様子。 |
屋根の様子。 |
通常、神社は拝殿の後ろには本殿がある。
少し外れた小高い場所に別の建物があった、
あれが本殿だろう。
すこしコースを外れた場所に立っている。
軽く斜面を登る。
たぶん、これが本殿だな。
隙間から見ると、神様が祀られているようだ。
神社の本体ですね。
裏はすこし壊れていた。 |
裏の様子。 |
さて、ここで山の中の神社探検は終わりです。
よ〜し、鷹ノ巣山避難小屋めざすぞ〜。
ってハッスルする前に・・。。
水をぐびぐび・・。。 |
今日もってきた水。いろはすのハスカップ。 |
うっし・・・。。
ガソリン補給完了〜。
いくぜぇ〜〜。
と、ガンガン攻めていきたいけど、
心とは裏腹に身体がついてこない。
地味にキツイ登り道。
山登りしてない期間は地味に走り込みとかしていたので、余裕ぶっかましていたんだけど、 ちょっと歩いただけで心拍数が上がる。
あれぇ・・こんなハズじゃなかったのになぁ・・(^^;
『観光客のみなさん』
『観光客』という言葉にハッとする。
そっか、俺らはここでは観光客なのか・・と。
ん、まぁ当たり前だよな・・とか思いつつ、地味にアルバイトをこなす。
やがて緩やかな傾斜へと変わる。
目の前に広がる素敵な森・・・。。と言いたいけれど。
まったく緑がない(^^;)
まだ芽吹いてないの?
5月だし新緑を期待してきたので、ちょいと拍子抜け。
なんか、おしい・・。実におしい。
浅間尾根もここまでやってくるとかなりいい雰囲気なんだけど。
やっぱちょっと緑が欲しい・・と残念がる僕です。
尾根を進むと左手には『日陰名栗山』 |
根っこが露出した道。 |
浅間尾根は途中は傾斜も緩くて歩きやすいけど、
なかなか地味な登りが続いて、知らない間に体力を消耗します。
写真で見ると地味だよね。
テントを背負ってきたからか・・それとも僕の修行不足か・・。。
道の様子。
黙々と登るけど、かなりいっぱいいっぱい。
道の様子。
石尾根に乗るまでが大変でした。
もうちょっとで避難小屋だよ〜。
他の登山者を抜いたり、抜かれたりして頑張って歩いた。
鷹ノ巣山避難小屋 水場
よしよし、水場に到着〜。。
他の『観光客』も水を汲んでいる。
山の中って言うのは、沢ぞいは別にしてなかなか水場が無い。
水が湧いている場所は砂漠におけるオアシスのような存在です。
水場の様子。 |
あまり出てなかった。 |
でも出ている量はあんまり関係ない。要するに汲むのに時間がかかるだけで、
水が出ていればそれでいいって感じなんです。
水を500mlだけ補給します。
今日は水は全部で2リットル持ってきています。
この先は七ツ石小屋にも水場があるので、ちょっと担ぎすぎかもしれません。
そして水場から直上にある避難小屋へ。