雲取山から長沢背稜

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雲取山ヒュッテ跡地

雲取山山荘から、男坂方面を歩くとまもなく雲取山ヒュッテ跡が見えてきます。

雲取山ヒュッテ。

今は休業中。

ヒュッテはドイツ語で『小屋』って意味らしいです。

物置っぽい建物。

かなり朽ちてますな。

雲取山ヒョッテのガラス窓越しに中を見てみたら、今にも壊れそうな階段が見えました。

なんか、お化けとかいそう〜。

男坂を歩く男。

雰囲気は良いですね。

男坂とは言っても、なんのその、下りですから楽です。

そんなんで、大ダワに到着〜。

次回は女坂を歩いてやる・・と思ったのでした。

大ダワから芋木ノドッケを歩く。

大ダワから芋木ノドッケに続く道は比較的起伏が大きいです。前日の疲れが残っていたので、 なかなか力が出なくて大変な思いをして歩きました。

雲取山から芋木ノドッケまでは、この旅で言うと序の口って感じなので、
おいおい・・こんな序盤でバテて大丈夫なのかよ?と不安になります。

地図をゴソゴソ・・と取り出して全行程を見ると、芋木ノドッケからはしばらくは下り傾向にあるみたいで ホッとします。よーし、とりあえず芋木ノドッケまで根性で歩くぞ!!なんて思ったのです。

芋木ノドッケ(いもきのどっけ)

息も絶えだえ・・ぜーぜーしながら、芋木ノドッケへ到着しました。

芋木ノドッケ

山頂の様子。

「ドッケ」とは「突起」が訛ったものだとか、なんとか。
突起とはつまり山の事ですね。(たぶん)

芋木ノドッケは、東京視点から見ると雲取山と並んで最も奥深い場所に位置しています。
標高は1,946mで、さりげなく東京都で2番目に高い山だったりします。

芋木ノドッケの山頂から、天目山につづく長大な縦走路を『長沢背稜』と読んでおります。

ちなみに、ここの名前なんですが、『芋木ノドッケ』とか『芋ノ木ドッケ』など、定まってないみたいですけど、 今に始まった事じゃなくて、昔からそうだったみたいです。

芋木ノドッケ、山頂。

芋木ノドッケから、長沢背稜への挑戦が始まります。

接続地点、長沢山方面へ進む。

しかし季節が悪いのかな?花も少ないし、微妙に地味な道が多かったです。

と言うわけで、写真が地味です^^;

行程が長いのであんまりのんびり撮影してる場合でも無いって感じです。

道中は徐々に高度を下げて行きます。さっきまで急坂に喘いでいたのが嘘みたいに足が前へ出ます。

長沢山

長沢山へ到着しました。

長沢山の様子。

長沢山の登頂に成功〜?

長沢山は標高1720mです。

立ち木に塞がれて展望はありません。

展望は・・。

残念ながらほとんど無い。

長沢背稜の名前の由来となっている長沢山を後にします。
虫がね、すごいんですよ、アブがブンブン飛んでましたよ。

長沢山を下る。

入林者心得。

長沢背稜を歩いていると、向かい側の山々が見えます、ふと見ると。

おおっ!!?

富士山(の頭)だ〜。

あー・・ここからは、頭しか見えないけど、
きっと鷹ノ巣山からは絶景富士山がみえてるんだろうな〜、なんて想像。

明るくて気持ち良い道ですが、なんとなく地味です。

ここは秋とか春のような、もっと季節が色濃く出る季節に歩いたら、もっと楽しいかもしれない。

水松山(あららぎやま)

一般登山道をてくてく・・と歩いてゆくと、道が「く」の字に折れている部分があり、そこに登山道から外れて山の中に続く道があった。

右の道が正規ルート。

こりゃ、たぶん水松山への道じゃないか?と思い、ちょっと入って見ることにしたら・・。

水松山、山頂の様子。

水松山。

おおっ、やっぱり水松山だ〜。

何の標識も出てないんだもんなぁ・・。

こういうのよくあるよね。山の名前が書いてる。

三角点かな?

今日は長沢背稜を全山縦走してやる!なんて気は無いのです。
水松山を偵察できてよかったです。

山頂で汗を拭う。

水松山から、一般登山道へ戻ります。

登山道へ合流する。

きもちいい道。

シャガ・・かな?

蜂とアブの急降下爆撃をかいくぐり、樹林帯を抜け出る。

ヘリポート建設中。

途中、あまり花とか無かったのですが。

ふわふわして綺麗〜。

ゆるやか、なだらかに変化する長沢背稜。

途中適当に休む。

ザックを降ろして休んでいたら、蜂がザックの周りを回っていた・・。。

色が黒いから警戒してるのかな〜?

蜂は暗い色に反応して警戒・襲撃するそうですよ。熊が黒いからだとか。
それで僕はいつも明るい色の服装にしてるんです。黒いパンツとか怖いよね。

道中の様子。

芋木ノドッケを歩いた時は、あまりにもきついので、こら大変だわ・・と思ったけど。

だんだんと傾斜も緩やかになってきて、途中は快調に飛ばす事ができました。

苔がきれ〜。。

酉谷避難小屋まで水場は無いって事になってるけど、所々水がしみでている場所があったし、 ちょっと下れば、沢のようになっている場所もあった。

うまい事水が垂れていたので、採水する。

※自己責任で飲んでね!

つめたそ〜。

味は?

うん、まずい!

小さくて、かわいい花ですね。

そして苔の絨毯。

植物や苔を愛でながら歩く余裕が出てきました。

鳥谷山山頂へ向かう分岐地点。

それなりに疲れているので、坂がつらい。

弱った体に、きっつい酉谷山の坂。

酉谷山

長沢背稜の一峰である、酉谷山へ到着しました。

山頂ではおじさんがお昼ごはんの最中。

酉谷山を登頂〜?

酉谷山。何と言う山でもないですけど、いちおう展望はありました。

酉谷山の標識?

山頂を別角度から撮影。

いやぁ〜、ここも虫が多い。

三角点発見。

早々に酉谷山から撤退するのである。

すぐそこが、酉谷山避難小屋のはずだよね〜。

変な看板シリーズ。

酉谷山から下って行くと、下に避難小屋が見えてきました。

避難小屋だ〜。