小菅山
小菅山に到着しました・・。。なかなか疲れました。
ここは山頂は少しだけ石が露わになっています。
北側の斜面は広葉樹の雑木林です。
今日は霧が深くて展望がありませんでした。
山頂の様子です。(11:10) |
岩が露わになった山頂。 |
小菅山989m |
北面は雑木林。 |
写真では伝わりませんが、けっこう息が荒くなってます。
なかなか登りごたえがあります。
ちょっとここで呼吸を整えて先に進みたいと思いました。
さて、ぼちぼち歩くかな。 |
かっこいい形の木。 |
小菅山を後にして進むと、正面に大きい坂が現れてきます。
その大きい坂を登って行くと、
すこしづつ斜度が大きくなってきます。
なかなかデカイ登りだ。 |
岩場が見えてくる。 |
一つ目の岩場。
難所(?)その1
『山の神尾根』には2個所の難所が存在しますが、ここが一つ目の難所。
写真ではあまり斜度を感じないけど、目で見ると岩の壁が迫ってくるように見える。
じっくりと観察すると岩場の中央を登るのも出来そう。
でも事前情報では岩場の左側を巻くとあったので左側の踏み跡を歩きます。
岩場の様子。
写真でこの傾斜を伝えるのは一人だと、なかなか難しい。
岩場の左側から巻く。(11:22)
巻くとは言っても、ここも楽じゃない、かなりの斜度で写真撮影不可能。
地面が濡れているのもあって、グリップが効かない。
グローブを持って来なかったけど、手を使わずにはいられない。
飛び出ている岩や木の根っこなどを上手く使って登ります。
手を伸ばしても根っこがつかめない場合は、
肩をいれて思いっきり手を伸ばして掴む。
なかなかの斜度だ。 |
ちょっとだけ汚れた〜。(11:24) |
ふぅ・・なんとか登れたな。
上から下を覗くように見る。
登るのはいいけど、下るのはもっと大変そうですよこの場所は。
この先は岩がゴロゴロしてる場所だ。
さらに前進すると露岩帯が前面に出てくる、
何も難しくはないが、苔蒸していて岩は雨に濡れている。
簡単な場所が一番危ない。慎重に進みます。
露岩帯の通過。
そして進んで行くにつれて、下に栗がゴロゴロ落ちている。
ぜったいに熊がいるだろ〜って感じの場所です。
ちなみにこの尾根全体、栗の木がとても多いです。
栗ロードです。 |
森の様子。 |
そして、難所その2の岩場が出現。
この先に岩が見えてくる。
ちょっと緊張。。
難所(?)その2
事前情報では岩場は30メートルの高さがあると書いていたが、
実際に見てみると30mは無いかなぁ・・と思った。
岩場とは言っても、ボルダリングとかやってる人に言わせたら、
グレード的には9級(超初級)だと思います。
ただ何か間違って落ちたら余裕で遭難(死)します。
岩場の様子。(11:53)
写真ではただの坂にしか見えませんが、カメラを上に向けて撮影してるので、
坂にしか見えませんが、
傾斜角は60度〜70度って感じです(体感)。
ルートファインディング・・。。
一見簡単なのは左側のルートですね。中央が一番斜度があります。右もほぼ垂直です。
最初は中央から行こうと思ったのですが、思ったより斜度があったので、やめて右から攻めます。左側は傾斜はゆるいのですが、逆に登りにくそうだったのです。
手でつかめる場所はいっぱいある。
よ〜〜し、いくぜっ。。
おらぁ〜〜。。
上に行けば行くほど、傾斜がきつくなります。
・・・・。。
これ以上登ると、三脚を回収するのが難しくなるので、ここで一度降ります。
よいしょ・・よいしょ・・(^^;)
この後は三脚を畳んで、ザックに仕舞って、普通に登りました。
掴む場所は沢山あるので、三点確保で登れば誰でも登れると思います。
ただ木の枝、木の根は腐っているものも混じっているので、
掴む場合にはよく確かめてください。
基本的にはこういう場所は梯子を登るような感覚で、
手は補助的に、足にしっかり体重をかけて登ると楽です。
手の力で登るとすぐに落ちます。
登攀成功。 |
ちょっとよごれちゃった〜。。(12:00) |
ふぅ・・なんとか登り終えた。。でも楽しかった。
よしよし・・(^^)
この岩場を超えればあとはゆるゆる山歩きのはず・・。。
難所を超えた後の高揚感が心地良い。。
尾根の様子。 |
なぜここだけ落ち葉が無い。 |
岩場を超えたあたりから、紅葉が目立って見えてきました。
赤い絨毯。 |
赤い紅葉。 |
葉っぱ。 |
森の様子。 |
快適な尾根歩き。
この辺りは紅葉が綺麗でした。
綺麗だなぁ・・。。
あと300mぐらいかな。
2つ目の岩場を通過した後は、
比較的等高線の間隔が広い緩やかな尾根歩き・・かと思ってたら、
最後の『狩倉山』の山頂まで、やらしい坂が続く。
道の様子。
この周辺地味にきっついっすなぁ〜(^^;
幅が広い坂を登る。 |
空。 |
休み休み登って行くと、目の前に『農大』の杭。
顔を上げるとそこが『狩倉山』の山頂だ。
『農大』
や・・・やったぁ・・。。