宮塚山登山 再開
と言うわけで・・・この旅3回目の宮塚山登山を開始します。
この登山口は利島の南側の登山口です。
登山口の様子。 |
突入すっぺ。 |
先日は雨でしたが、今日は天気がいいので、
宮塚山がどんな表情を見せてくれるか・・楽しみです。
さあて・・呼吸を整えて登り始めます。
登山口から樹林帯へ入って行きます。
明るい森の中に入って行くと、清々しい空気に包まれます。
周囲の様子。
新緑が目に眩しい登山道。
きもちい〜。。
心も軽やかに周りをキョロキョロしたりして、木や花を愛でながら歩きます。
途中はこんな巨木があったりする。
足元の様子。 |
綺麗な落ち葉。 |
途中には利島の歴史を感じる巨木がいたる場所にある。
立派な巨木です。
ちなみにこの巨木はブナ科の植物のスダジイです。
スダジイというのは「椎(しい)」の木の事みたいですね。
この巨木は幹周5.87mもあります。
顔みたい!! |
山頂まで900mか〜。 |
相変わらず近い。
途中は倒木が多かったです。 |
慎重にね。 |
こちらのコースは昨日のコースと違って、道の傾斜が緩やかでまったりと歩けます。
植物に寄生された樹。 |
モチの木かなぁ? |
途中にあったまた別の巨木。
巨木というよりは名木(?)違うなぁ。
利島では珍しいカエデの樹です。
島の人は樹を大切にしているんですね〜。
山を登りながらも、海が見える。
なんとなく、平凡な・・しかし、なんだか東京の奥多摩とは一風変わった登山道です。
登山道の両脇は笹。
昨日も今日もとても風が強かったです。
富士山のように、宮塚山も単独峰ですし、
すぐそこが海なので必然的に風も強くなるのかもしれませんね。
休憩中は薄手のウィンドブレイカーが欲しいですね |
変なキノコ。 |
じっくり・・のろのろ・・と超スローペースで汗ひとつかかずに登ってゆきますと・・ あっという間に山頂の直下です。
山頂直下にある、立て看板。
ここは分岐地点になっていて、
右側へ行くとすぐそこが山頂。左周りだと展望台があります。
付近の様子。 |
どちらに行っても山頂へ到着します。 |
左側に進み展望台を経由して山頂をめざします!!
左へ。 |
遠回りもいいもんだ。 |
進むと・・変な雰囲気の道でした。
こんな場所歩くの初めてかも。
お〜〜い。なんだこの道は。
道が無かったら・・マチェットとかもって草刈りしながら進まないとダメだよねこれ。
程なく進みますと。
昨日も登った展望台で〜す。
展望台をのぼるっす。
高いの怖い。
先日は天気が悪かったけど、今日はすごかった。
うわ〜〜!!すご〜〜い!!
旅の疲れも吹っ飛ぶ(疲れてないのが残念ですが)素晴らしい景色です。
集落を一望できる唯一の場所です。
ちょっと霞んでいて海の向こうが見えませんが、それが残念ではあります。
いや〜〜。ここまで来たかいがあったってもんだ。
ちなみにこちらでパノラマ写真が見れますよ (photosynth)。
さて、宮塚山の山頂を目指そう。
さてさて、前回もお話ししたとおりこの宮塚山は立派な火山なんですが、この展望台から山頂へ続く登山道の右側は 窪地になっておりまして、これは何かというと・・火口らしいんです。
凹んでるでしょ?・・火口です。
4000年以上前に爆発した火口なんですが、途中にこの火口へ下る細〜い道がありました。
うん・・これは道だよね・・。
ええ、もちろん下りましたとも。
下には何があるのかな〜ってなもんです。
道を伝って行くと・・。
薮が深くなりこれ以上進めなくなります。
行き止まりだった。
まぁ、進もうと思えば進めるんだろうけど。
何も無いってのがなんとなく分かってるんですよね。
上から見ても何も無いので(笑)
と、いうわけで登山道へ復帰します。 |
分岐地点。 |
ここから先は、先日歩いたコースとかぶります、
山頂へ続く道の終端は勾配が険しくなりますが、まぁ何と言う事もないレベルです。
高尾山の方がきついかも?
ふ〜。。もうすぐで山頂だ〜。
木がもっこりしてる。
適度な傾斜に心地良い疲労感を覚えていると、
傾斜は緩やかになり山頂から心地よい風が吹き降ろしてきた。
この先が山頂だ。
宮塚山 山頂
やった〜。。この旅3度目の宮塚山制覇ァ〜です。
ふ〜〜。
今日歩いて来たコースは楽しいコースでした。
やっほ〜〜。
さっきまで感じていた軽い疲労感もどこ吹く風。
宮塚山は低い山だけど山頂に立った充実感はなんともいえないものがあります。
レアな三角点。 |
山頂の様子です。 |
これが奥多摩の山なら、何という事もない山と記されるべき所なのでしょうが、 なにせここは観光客も少ない利島の単独峰、宮塚山です、なんだか不思議とレアな場所にいる気がしてきて感慨深くなりました。
立ち木・・というより笹に塞がれ展望は無い。
今日は山頂でコーヒーを飲みたいと思ってコーヒーセット持ってきました。
いつものセットです。
山頂でのコーヒータイムは格別です。
最近ちょっと風防が欲しい僕です。 |
バネットさんです。 |
コッヘルに水を注ぎ、ストーブの火をボーっと見つめていると。
今日一日の事が思い出されます。
今日はスタバのゴールドコーストブレンドです。
ちょっとしたオヤツも買ってきましたよ。meijiのチョコです。
コーヒーの苦味と、チョコの甘味がたまんない。
至福の一時です。
全てを忘れ、ただ無心にコーヒーの深みを味わう。
感じれば感じるほど、感じる事ができるのだ。
ん〜・・哲学!!
さて、下山です。2日で3回も同じ山に登ったのですから、名残り惜しい事もないですね。
さよなライオン!!って感じですよ。
ぐっばい。
さて、ここからは初日に登ってきたコースを下ります。
つまり南側から山に登って、北側へ下るという訳です。
ぼちぼち、下る。
今日はこの山を下ると次の予定は無いので、登ってきた以上にのろのろと下ります。
これは・・椿かなぁ?
下山途中も周囲の緑を観察しつつ・・下山しますよ。
最近は木の名前も覚えないとダメかな〜なんて思ったりしてます。
木もれ陽。
やっぱり下山中は下ばかり見ているから・・かなぁ?
御穴
そうそう、途中に御穴というわけのわからない道標がありましたね。
『おあな』かなっ?『みあな』かな? |
御穴に向かう。 |
30秒程進むと・・あっけなく行き止まり。
ん〜?
と、思うけど右側が窪地になっている。
これが『御穴』かな〜。 |
文字通りただの穴だ(^^;) |
ある意味感動的なぐらいの何の変哲もない穴でした。
もしかしてこれも火口なのかしらん?
※後で調べたらやっぱり噴火口跡で、呼び方は『みあな』です。
そして、中間点ではない中間点を超えて・・・。 |
例の変なキノコ(?)を鑑賞し・・・。 |
歩いて行くと程なくして車道が見えてきました。
やった〜(^^)
いえ〜い!!無事下山だぜ〜〜!!
かっこいいポース!!(^^;)?
僕ってオヤジのわりには、行動が幼稚だよね。