蕎麦粒山 仙元峠

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仙元峠

仙元峠に到着しました。

仙元峠祠がありました。

仙元峠仙元峠1440mです。

この峠は、秩父・多摩を結ぶ唯一の峠です。三峯講(オオカミ信仰の一種) の江戸の人たちは秩父へ、上州(現在の群馬県付近)からの富士講(富士山信仰の一種) はこの峠を越えて甲州(現在の山梨県付近)へ向かったのです。美しいブナの原生林を 抜け峠に立つと、富士山が最初に拝める峠です。村民はここに祠を祀り、峠を水の源(仙元)と 呼び、祠には富士山のご神体「木花咲耶姫命」(コノハナサクヤヒメノミコト)を祀っている。 木花咲耶姫命は「酒の守護神」として、水の神であり下流に「仙元」の素晴らしい水を 供給しているのです。

仙元峠峠の様子。

しかしここもすごい虫です(^^;)
おちおち撮影も出来ない!

仙元峠を越えて、蕎麦粒山へ。。

登山道蕎麦粒山へ登って行く。巻き道もあるよ。(※)

途中分岐があり、蕎麦粒山へ登って行く。

※蕎麦粒山の巻道はなかなかの悪路です。道が狭くて(幅が足の片足分ぐらい)片側が急斜面になっています。運動音痴の方や積雪期は避けた方が良さそうです。

蕎麦粒山

蕎麦粒山へ到着しました。
蕎麦粒山の名前は、この山が小さいながら遠くから見た時に形が蕎麦の実を感じさせるところから、名づけられた・・と言われているそうです。

蕎麦粒山山頂の様子です。険しい露岩が特徴的な山頂です。

打ち込んである三角点の写真を撮影!!

蕎麦粒山ゲットだぜ!!?※

※『仙還 三等三角点』です。

虫から逃げながら写真撮影していると、他のパーティーが登ってきました。

蕎麦粒山蕎麦粒山を踏破〜?(1472.9m)

今日はじめて人(私)に出会ったそうです。僕はここに来るまでに5・6人と遭遇しました。
奥多摩の山々も深い場所になると人影が少ないです。
ガイドブックなどには、山頂は展望に優れ・・と記載されていますが、実際にはさほど展望が良いとは感じませんでした。

蕎麦粒山山頂からの展望。

蕎麦粒山山頂を別角度から。

蕎麦粒山は東京と埼玉県の県境の尾根に座しています。

小さくまとまっていますが、ゴツゴツした岩が印象的な山頂でした。

蕎麦粒山岩がゴツゴツ!!です。

1:25000の地図では、蕎麦粒山からは南東の稜線に川乗山へ至る登山道が伸びているが、 今日は蕎麦粒山の南の尾根を伝わり川乗橋バス停を目指す。
地図には記載されてないけど、しっかりとした登山道が続いている。

登山道途中は杉の植林へ。

すごく展望の良い稜線。

登山道松が無ければ、絶景なのにな〜。

木の合間を見つけて向かいの山を撮影してみた。

登山道雲が湧いています。

登山道は杉の植林が多くなり、ワクワク感は少ない。

途中は手がかりの少ない急坂など、若干危ない場所もあり、慎重に下って行く。

登山道平凡な杉並木をひたすら下って行く。

ずいぶん長いくだりが続きましたが、やっと車道が見えてきました。

※蕎麦粒山から南に伸びている尾根が『鳥屋戸尾根(トヤド尾根)』です。この尾根の上にはトヤド山などの幾つかの山の名前が存在していますが、 文献によって様々であり、山名に混乱が見られます。