入小沢ノ峰
ツネ泣き坂を登って入小沢ノ峰に到着する。
入小沢ノ峰に到着〜!! |
山名が記載されたプレート。 |
とりあえず、今日は適当な時間に三頭山避難小屋に到着出来れば良いので気楽なものです。
カロリーメイトのチョコを食べてくつろいだ。
入小沢ノ峰でまったり休憩。
ここから先はかなりマッタリした山道が続く。
ムロクボ尾根とは違い、幾人かのパーティーとすれ違った。
三頭山までの道中の様子。
目の前に三頭山が見えてきた。
細い道を連絡する。
三頭山の直下までやってくると、山の腹についた細い道を縫うように歩いて、西峰と中央峰の間のコルに到着する。
階段を登ればすぐそこが、三頭山だ。
今日はとりあえず、西峰だけは登ろうと思う。
三頭山(西峰)
三頭山に到着しました。
山頂の様子。
三頭山の山頂から富士山が見えました。
石尾根の山々が。 |
富士山です。 |
山頂に到着したら、一組のご夫婦だけしか居なかった。
デジカメで撮影して欲しいと言う事なので、撮影してあげました(^^)
山頂の様子。
上の写真のお三方は、後で避難小屋で一緒になる方々(だと思う。)
お昼ごはん
さて、お昼ごはんでも食べようかな〜。
今日もおにぎりです。
そして、今回は味噌汁も用意してきました〜。
今日は納豆味噌汁です。 |
納豆の臭いが山頂にただよいます。 |
納豆の臭いが、プ〜ンとして食欲を誘います。。
ちょっと一口・・
なにこれ美味しい!!
おにぎりとの愛称抜群ですね。うまい〜!!
さて、適当に腹も膨れた事だし、避難小屋へ向かいます。
すぐそこに避難小屋があります。 |
霧が出てきました。 |
三頭山避難小屋
山頂から5分程下ると三頭山避難小屋です。
三頭山避難小屋へ到着です。 |
避難小屋の標高1433m。 |
三頭山避難小屋へ入ると、すでに3人パーティーの先客が。
挨拶を交わしてまずは寝床を用意します。
銀マットを敷いて、寝袋を用意するのだ。 |
枕元にはヘッドライトと水・・基本ですね。 |
寝袋はモンベルのスパイラルダウンハガー#3しか持ってないです。
この中にナンガのウォームアップライナーを入れてシーツとして使います。
スパイラルダウンハガー#3 |
ナンガのウォームアップライナー。 |
避難小屋にいた3人のおじさんたちは、「今日は避難小屋で忘年会をするんだよ!!」と やる気まんまんでした。なんか嫌な予感がしました。
三頭避難小屋付近・水場探索
さて、とりあえず三頭山避難小屋の近くに水場を探してみようと思います。
※三頭山避難小屋のすぐそこに水場マークがあるんですが、いまいちどこか分からないんですよね・・(^^;)
ムシカリ峠は三頭山と避難小屋の間にある峠です。
ムシカリ峠から三頭大滝方面へ・・・・最悪水場が無くても滝まで行けば水があるだろう、という浅知恵でございます。
水場へ向けて、よろよろ歩いて行くのだ。
ペットボトル1本だけ持って、空身でふらふらと霧中の登山道を歩いてゆきます。
霧に閉ざされた登山道が、異常なぐらい静かでそして不気味で綺麗だった。
しかしすごい霧だな。 |
霧の中に何か居そうだな・・。 |
2、3分歩くと、右側に沢の音が聞こえてきますが、水を汲めるような状態じゃないです。
それでも諦めずに歩いてゆくと5分程で、沢と道が接近する場所があり、綺麗な沢の水にありつくことが出来ました。
綺麗な水でしたよ(綺麗に見えないけど(笑)) |
ぐびぐび・・うま〜〜っ!! |
沢の水は飲み放題なので、ここぞとばかりに飲みまくった。冷たくてうまぁいですな。
まぁ、しかし飲む時は自己責任でお願いしますね。
雲海。
避難小屋に戻ると目の前に雄大な雲海が見えた。
避難小屋に後からやってきたソロのおじさんと、しばし談笑する。
小屋に入って湯を沸かす。 |
夜食はチキンラーメン(餅入り)です。 |
チキンラーメンに餅だけという質素な食事です。それでも山ではご馳走です。
ひとり寒い避難小屋の中で、ラーメンを食べるのは忍びないので、外の出て雲海を見ながら食べました。真っ白な湯気が顔にかかって前がよく見えませんでした。
さて・・寝ようかな〜。
夜食を食べた後は早々に寝袋に包まって目を閉じる。お隣りでは早速宴会が始まった。
時間は夕方6時だ。 山小屋は8時ぐらいには消灯するのがマナーだと聞いた事がある。
だから許容範囲なのかな?とも思った(細かいルールよくわからない)
後からやってきた単独行のおじさんは、呆れたのか、小屋の外に出ていってテントを張ってしまった。
単独行のおじさんの顔がライトに照らされてちらっと見えた。怒ってない、ニコニコしていた。
でも小屋を出て行った・・。(しょうがない奴らだな〜〜っ!)ぐらいの感じだろうか?
3人が宴会をしていて、後から4人目がやってきた。
4人目の人は夜の山道を独りでヘッドライトをつけて登ってきたのだ。
みると身体から湯気があがっていた。
それからはもう、おじさんたちはノリノリである。仕事の話しからエッチな話しに話題が変わった。
狭い小屋に、猥談がこだました。
僕は、その猥談を聞いてなんだか楽しい気がしてきた。
僕はなかなか寝付けないので、ラジオでNHKを聞いて過した。
そんな感じで9時ごろにおじさんたちは寝た。
単独行のおじさんが独り小屋から出ていった時点で
自分たちが非常識(?)である事になんとなく気がついたようで
9時には寝ようと言っていたのだ。
もしも僕がいなければもっと夜遅くまで宴会を楽しんでいたのかもしれない。
それから鼾のオーケストラだった。
真っ暗な避難小屋の中で、グ〜グ〜ゴ〜ンゴゴ〜〜と音が鳴り響く。
明日は何時に起きようかな〜なんて考えながら目を閉じていたら、
気がついたら僕も寝ていたのだった。