棒杭尾根から、一杯水避難小屋へ

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一杯水避難小屋

こんにちは〜〜(^^)
って、誰もいない・・。。

って、小屋の中が暖かい〜。

シーンとした内部。

今日は貸し切りかなぁ。。

汚い布団が有った。

小汚い布団が有ったので、外のベンチに持っていって干してから、
小屋の中で荷物を展開します。

とりあえず、腹が減りましたので昼飯を食べたいです。

ふんふん♪

無線でラジオを聞きながら。

とりあえず、銀マットを敷いて、お昼ごはんの準備。

はぁ〜、まったり。

本日の食材、マカロニと、ソーセージです。

チーズ。

マカロニとソーセージを茹でます。

茹でた汁でスープを作る。

汁が多すぎた(^^;)

パスタのゆで汁は捨てずに、スープなどにして全部飲むようにします。
この時は汁が多すぎたので、余った汁は水筒へ移しました。

出来た。

パスタの麺が無かったので、マカロニで作りました。
ソーセージが2本入ってて豪華ですね。

パスタを食い終わったら、 飲みかけのスープをコッヘルにうつして、
パスタのソースで汚れたコッヘルを綺麗にしつつ飲みます。
超お下劣な食い方だが、これでコッヘルの掃除が楽になります。

はっきり言ってマズイ。

そして、最後は綺麗に紙で拭き取る。

フキフキ。

で、お昼ごはん終わり。

食事が終わったら、ひと通り小屋の中を観察。

服をひっかけるハンガーがいっぱい。

LEDランタン。

サンダル。

お掃除道具など。

緊急用のお薬ボックスなどあったけど、かなりボロい。

ノート発見。

じっくり読む。

そうそう、今回の新兵器。

これなーんだ。

スタッフバックの中は、ふわふわした布。

ふわふわです。

これはですね、こういう空気で膨らませる枕に、セットして使う枕カバーです。

このままでもいいけど、ちょっとね。

ふわふわカバー装着。

ゴムバンドでガッチリ固定。

適当に寝床もセットしてっと。

快適な我が家です。

さて、ちょっと寝てみようかな。

むふふ。

あ〜〜。。やっぱ、枕が快適だぁ。

こりゃいいやぁ〜(^^)

寝床を作った後は、小屋の前で無線などを聞いて楽しむ。

ひとり遊びが好きなオヤジです。

無線をする時はメモが必要ですね。

と、まぁ、こんな具合で、たった一人で避難小屋でまったりと楽しむ。

途中は何人もの人が、小屋の前を通って下山して行きます。
通りすがりのオジサンと雑談したりしました。

一杯水避難小屋の様子。

けっきょく、陽が落ちるまでに誰か小屋に来るかなぁ?と思ったけど、誰も来ず。 たった一人で小屋に宿泊する事になりそう。

気温は4℃ぐらい。

少しづつ、日が暮れてきました。

夕日が・・。。

天目山にナイトハイクに行こうかなぁ・・とかバカな考えが脳裏に浮かんだが掻き消す。

やがて遠い山に日が落ちて。

この後は夜食。一人の避難小屋は少しさみしい。
ラジオを聞きながら夜を過ごします。

コッヘルでお湯を沸かすと、蓋が笑い出して、湯気が勢い良く立つ。
山奥の避難小屋の暗闇の中で一人、ラーメンをすする。

中華三昧、刻みネギ、生卵など。

作る。

出来た。

ずるずると、ラーメンをすする音が愉快。

持ってきたつもりは無かったのだけど、小さい梅酒もあったので、美味しく飲む。

小さい梅酒です。

『浅田次郎』のラジオドラマが面白い。

ドロップとやらのオレンジ味。

とりあえず、食えるものは食います。
身体が内側から暖かくなりますね。

チョコボールも食べる。

久しぶりに銀のエンゼルが出た。

この日はなかなか寝つけずに、まさにまんじりともせずに夜を過ごすと言った具合。

ふと床に目をやると、ハサミムシのような虫が歩いていた。
それと、バッタみたいな緑色の小さい虫も歩いていた。
はっきり言ってキモい。
じっくり見ると、他にも虫がいそうだったので、見て見ぬふりをする事にした。
小屋の中は暖かいから虫がいるんだろうなぁ、と漠然と思った。

徐々に寝袋の中も温まってきて、眠る準備は整った。

ウトウトとしながら、何度か目を覚ましたりしながら、ゆっくりと眠りの中に落ちて行くのであった。

(後編へ続く)