赤指尾根に乗る
よしよし、ではここから赤指尾根を探検したいと思います。
※赤指山については、『宮内敏雄著 奥多摩 百水社』(昭和19年発行)にこのように記載がある。『 千本躑躅ノ峰から真南に降下すると、ナラノキヤスン場を過ぎて1380mあたり赤指山となる。降って1332mの三角点はネドウチノ山ノ神だ。 』
地図で見てみると・・。。
1380m付近は、赤指山よりずっと北側の斜面に位置している。
その稜線に存在する小ピークA〜Cは標高1270〜1330m付近で1380mとは標高差が比較的大きく感じる。
赤指山はどこかな。
と、言うわけで、ここから近い小ピークCとDを登って、山名プレートがあるか確認してみたいと思います。
では、いざ。
赤指尾根に乗ったところには、小さい道標があります。 ここから折り返して南進すると古い地図で言われている所にあたる『ネドウチノ山ノ神』(現在の赤指山)に到着します。
道標。
さて、周辺の様子ですが、予想していた以上に木々が芽吹いていて、緑色をうっすらとまとった木々が綺麗でした。
尾根の様子。
緑がっ・・ |
ぽわぽわしてます。 |
赤指尾根を北上して行くと・・。。
すぐに左側に小さいピーク。
ちょっと見てみよう。
小ピーク
低木の枝が邪魔で歩きにくかったけど、小ピークの上へ乗ってみた。
この場所。
小ピークの上にはひとつ大きい切り株があった。
その他には特別何も無い場所でした。
でけぇ。 |
周辺の様子。 |
小ピークから下ってさらに北上する。
栗がいっぱい落ちている。 |
登山道の様子。 |
現在位置。
登山道を進むと、すぐに左前方に1364m地点が見えてきます。
左前方に1364m地点がある。
比較的傾斜が緩やかで登りやすそうな場所を探して登りました。
傾斜は緩やかで登るに易し。 |
振り返って見る、綺麗な森だな。 |
登って行く、若干傾斜が厳しくなってきますが、大した事も無し。
斜面の様子。
1364ピークに到達。
やりました。1364mのピークに無事に(?)到着です。
ピークの上へやってくると、何か杭が打ち込まれていました。
他には特に何もありません。
杭があるのみ。
周辺を見ると、背が低い木が何本も生えていて、とても歩きにくいです。
山頂にて。
特に赤指山というプレートも無いですね。
そしてここが赤指山かどうか、正直よく分からないんですが、
いちおう踏んでおいて良かったと思いました。
現在位置。
周辺の様子をご覧ください。
雰囲気はキライじゃない。 |
木の背が低い。 |
長居できるような場所ではありませんので、そうそうに退散します。
北側から抜けて斜面を下ります。
当然道のようなものはありませんから、歩きやすそうな場所を適当に下ります。
程なく下って行くと右手に登山道が見えてきました。
登山道へ合流。
あとは、この登山道を使って、赤指尾根を登って行き、石尾根に合流したいと思います。
登山道の様子。 |
登山道の様子。 |
ぐいぐい・・っと登って行くのですが、さすがに石尾根に乗るのは楽じゃないですね。 かなり疲れてきました。
ふと左手を見る。あれは石尾根だ。
とにかく、じわじわ登るしかないですね。
かなり疲れてきましたが、一歩一歩コツコツと登ります。
登山では一歩一歩頑張れるのに、街では一歩一歩頑張る事が出来ないのは何故だろう・・(?)
この頑張りを街でも発揮できたら、すごいのになぁ・・なんて考えながら登ります。
千本つつじ。
たぶん、街ってのは、誘惑が多いんですな。
山は他に誘惑するものがありません、登るか下るか、食うか寝るかしか無いわけです。
こんな調子で
街でも誘惑を遮断できたら、こつこつ勉強とかも頑張れるのかなぁ〜とか考えると、
知らない内に100mぐらい登ってますね。
はぁ〜疲れた。 |
道標ができてたよ。 |
今日は久しぶりにテン泊装備でやってきたので、荷物が重いです。
家を出てくる前に重量を計ったら、水込で12kgぐらいありました。
いい加減、登るのにも飽きてきました。
どのくらい登ってきているかGPSで見てみました。
あと400mもあって嫌になった。
400mなんて大した事ない気がしますが、 山の中の400mってけっこう長いんですよね。
右手にモノレールの路線が見えた。
はぁ〜ん、疲れたよ〜。
でも、もう登るしか無いんで、一歩一歩登りました。
すると上の方を横断してる人が2名程見えました。
あそこが石尾根だぁ〜〜、と嬉しくなります。
上が見えてきたぁ〜。
登っていたら、若者が赤指尾根へ下って行きました。
さらば、若者よ。
そして、やっと・・石尾根の上へ。
いやっほぅぅ〜(^^)
ぬおぉおぉ〜!!
石尾根へ合流〜。