神戸山
おおっ!!ここが神戸山かぁ〜〜〜!!!
ドーーーン!!
地図で見たら崖の表記がいっぱいの場所だったけど、こういう事なのね。
ちなみに遠くからみたらこんな感じの場所。
ついでに「神津島 神戸山」とかで検索してみてください。
ほとんどレポートがないです。まさに秘境!!?
しかし、ここがすごい風なんです。ムービーを見る(youtube)
今日は風が強いのかな・・・。すんごい強風です。
ムービーの手ぶれがひどいですが、風のせいもあります。
よし・・神戸山のもっと高い場所まで・・。
海から吹きつける風が凄い。
採石場だったのだろうか。
途中の道標に『神戸山(石山)』と書いてあったのを思いだした。
山頂方面まで緩やかな道がある。
叩きつけるような風の中、歩む。
もう、今は採石はしてないのかな?
徐々に上の方へ進む。
岩がゴロゴロしてる。 |
歩きにくいぞ。 |
すごいな・・こんな岩ばっかりの山は奥多摩には無いなぁ。
行き止まりっぽい。
途中まで登ってゆくと、道が途切れてしまう。そこから岩の上をよろよろと歩いて頂上らしい場所の 直下へ移動するが、ちょっとした崖になっている。
不安定な岩場だ。
上の方にちょこんと植物が見えるぞ・・。
あそこが神戸山の頂上だな?
足元はこんな感じです。
山頂方面へ、崖下から回りこんでさらに上へ這い上がる。
稜線っぽい場所へ登ってきた。
ここがやばい、風がやばい。ムービーを見る(youtube)
右はちょっとした崖。
風速が強すぎて、立ち上がる事が出来ない。ほとんど四つん這い状態で岩の上をのろのろと
獣のような姿勢で移動する。体が岩から離れると体が持って行かれそうになる。
でも、あと5メートル!!
神戸山のもう一つのピークが見える。
危険ではあるが、慎重に歩をすすめ、ここが神戸山の最高地点だ!!と思ったら・・。
おいおい・・まじか。
向こう側に、ちょっとした小高い場所がすこしだけ見えた。
なんか、岩っぽいのが見える・・けど、どうなってる?
向こう側へ行こうと思ったけど・・。
こっちとアッチ側の間には、謎の植物が茂っている・・いや茂りすぎだろ。
とりあえず、一旦安全地帯まで戻ろう。
崖から直接下へ行けるかな?とためして3秒でやめた。落石が危なすぎる。
大人しく、台風のような強風の中、稜線を伝って行く。
ふーーっ^^;
まぁ、あそこまで行ければ、神戸山の山頂に立った!と言っていいだろ?
と、思ったけど、いちおう回りこんでみる。
なにがなにやら。
神戸山直下の樹林帯は縦横無尽に植物が生え進むのが困難な状況だ。
まぁ、進める所まで進んでみよう。
藪漕ぎなんて、生やさしいものじゃない・・。なんだこれは。
こんな感じの場所を進む。
木も縦とか横に走ってるんだけど、足元もすごいよ。平らじゃないのですよ。
足元もどーなってるの?
この周辺は三次元的なムーブで進む。
落ち葉を踏み抜くと滑落とかしそうで怖い。
(たぶん大丈夫だと思うけど)
最後は岩を大股で渡って、その上に生えていた木の枝をつかんで腕力で登った。
そしたら、もうこれ以上進む事ができない所まで進んだ。
お?
おお?「こっち側」の岩が見える!!
なんとか、「あっち側」までこれたみたい!!やった!!
足元はこんな感じ。
もうこれ以上は一歩も進めない。
よし!!満足した。納得した!!
戻る時もハード。
そして、なんとか、神戸山の安全地帯まで戻る事ができた。
神戸山の山頂周辺を散策してみよう。
ここはかつて採石場だったのだろうか?
切り開かれ道が走っているので、いろいろ歩いてみた。
周辺の様子。 |
いろいろ歩いてみる。 |
ちょっと坂を下ってゆくと、行き止まりっぽくなっていた。
行き止まりかなぁ?
すると、謎の装置が設置されていた!!
なんだこれは。
良くみると、地震の観測計のようです。
『東海大学』って書いてある。
コードが地面に埋まってる。
もちろん、指一本触れておりませんゆえ、ご安心を!!
さて、そろそろ道を戻るかな。
ちなみに神戸山にはもう一つ、小高いピークがある。
それがこれです。
でも、明らかに最高地点では無い上に、落石がひどそうなので登りません。
死んだらやだし。
神戸山の周辺を眺める。
周辺には小高いピークがいくつも見えた。
さようなら。
僕が、神戸山を訪れる事は2度と無いだろう・・そんな気がした。
奥多摩の山だとどんなにマイナーでもいつでも歩く事ができるけど、 ここはそうはいかないもんね・・。山を登って初めて『一期一会』を思った。
振り返って歩きだして、もう一度振り返って神戸山を見た。これで今生の別れだ。
火気厳禁?なにがある?
ちなみに、神戸山の山頂へ続く道には軽い分岐地点があり、フェンスがある。 そこは立ち入り禁止になっており、なぜか『火気厳禁』と記載されていた。
なんだ・・なにがある?この先に・・。
この島、秘密基地がありそうな気がする! |
そしてカメラが壊れた場所まで戻ってくる。 |
ふーっ・・ちょっと疲れてきたので休む。
ここで軽く休んで・・。