将門峠(間坂峠?)
崖を下って行くと、尾根を横切っている峠道に差し掛かる。
ちょうど自転車で旅をしている方がいて、談笑。
僕が崖から降りてきたので、君はどこを歩いているのだ!?と驚いていた。
僕がここが「通り矢尾根って言うマイナールート」なんですよと説明しても
いまいち要領を得てない雰囲気だった。
MTBの人(一人は初老(?)の外人さん)
ちなみに、この将門峠はこの峠を使って将門が逃げたらしいです。
(教えてもらいました)
ガイドブックでは間坂峠と書いています(まさかとうげ?)
「まさかとうげ」と、「まさかどとうげ」は似てますね!!
てなわけで、挨拶をかわして別れます。
再び向かい側の崖を登り返して、尾根道を探して歩き出します。
登って行くとすぐに分岐、ここを右へ。
山の中の道は知らない間に弧を描いていたりして、方向感覚が狂います。
ここではコンパスを出して方向を確認しました。
細い道が続いている。 |
並行して林道が走っている。 |
森林限界を超える事が無い低山ハイキングは
地図読みが難しいですね。
山ガールに遭遇。
山道をテクテク・・と歩いて行くと、
正面の斜面を女性が下ってきています。挨拶をして談笑。
この山ガール、80歳とは思えないぐらい元気な女性です。
この通矢尾根は何度も歩いているベテランさんでした。
この方が使っている地図・コンパス・高度計も見せていただきました。
でも、コンパスはあんまり使わないみたいで、
太陽の位置と現在時刻から方角を見てるとおっしゃってました。
古い人間だからね〜と笑っていたのが印象的です。
後ろ姿をパシャリ。
おばあちゃん、いつまでも元気でいて欲しいと思いました(^^
ここで僕が思った事。
若い人に頑張れとか、勉強しろとか言わなくても、 年配の方が頑張ったり勉強をしていれば、おのずと若い人もその姿をみて発奮し、 またその若者が努力したり勉強する姿を見て、年配の方も若い人に負けないように頑張ると言う風に、良い影響が拡大して行くのだと思いました。僕はおばあちゃんに元気をもらった気がしました。
さて、先へ進みましょう。
さて、この後はしばし黙々と歩きます。
植林地帯。 |
知らないオジサンに遭遇。 |
黙々・・モクモク・・・と歩きます。
・・・・。。
細くついた道を、淡々と進んで行くと。
下の方に林道が見えてきました。
林道に出て、ふう〜〜と息をつく、
周辺を見回すと・・。。
おや、三角点。
林道だ。 |
三角点発見。 |
※長井 四等三角点です。
この三角点は地図には記載されてないなぁ・・。。
そういうのもあるのか。
このフタの中にあるみたいです。
林道に出たら、すぐに向かい側に登り返して尾根を伝う。
道は簡単に見つかります。
※この周辺は方向感覚が狂うのでコンパスで確認しながら注意深く歩く。
ここでみかけたキノコ。
イグチ系のキノコっぽいです。 |
きっと食える(たぶん) |
図鑑で調べたけど、さっぱりわからない(^^;)
それと、こんな感じで植樹したばかりの杉(?)が紐で補強されている。
倒れないように工夫しているのかも。
紐を切らないようにね。
そして、今日も山で水を飲む。
『明治大学130周年の水』
我が母校、明治大学 学食学部カツカレー学科に栄光あれぇ〜〜!!
※学歴詐称です。
(さて・・。。)
ここからはまとまった登り道。
道は大した事ない登り。 |
ちょっと茨が痛いぐらいさ。 |
通矢尾根はほとんど道標が出ていないのですが、
途中で一カ所だけまともな道標があります。
それがこれです。
通矢尾根を縦走する身にとっては、ほとんど意味の無い道標です。
さようなら道標。 |
こんにちはベンチ。 |
いろいろ観察しながら、
ちょっとでも琴線に触れたものは
手当たりしだいに撮影しながら歩くのが僕流です。
観葉植物みたいな葉っぱ。 |
赤いペンキが綺麗。 |
だいたい、一度の山行で350〜500枚ぐらい写真撮影しています。
道の様子。
黄色。 |
白。 |
ペンキの色も見方によっては綺麗に感じます。
おっと・・。。そうそう。
この通矢尾根の上には、たったひとつですけど、名前を持っている山があるんです。
標高457mの小さいピークです。
登山道からちょっと外れた場所にあるな。
と、思って登山道から外れて斜面を登ると、うっすらと踏み跡が。
道だ。
緩やかな斜面を詰めて行くと・・。。