トヤド浅間

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笹尾根をプチ縦走

今日はここ浅間峠から、笹尾根を伝って、和田峠まで抜けバスで帰ります。

道の様子。

10月上旬の笹尾根はまだ緑が豊かで、木漏れ日が気持ち良い道です。

まず僕が最初に発見したのが、この紫色の何かです。
一瞬キノコかと思ったけど、これはアケビの実ですね。

よく見ると木の枝が刺さっている。

もしかしたら猿が木の枝を上手に使ってアケビを食べたのかも・・。。

道標。

途中、標高879mの小ピークに立ち寄りましたが特に何も無し。

とても歩きやすい道です。

優しい木漏れ日と、小鳥のさえずりが心地良い道です。

ハイキング気分だよ。

栗坂峠を通過

道の様子。

ここから次々と笹尾根の上にある突起を踏んでゆきますよ。

坊主山

笹尾根のコース上にある標高851mの小ピークが『坊主山』です。
何も気にせずに歩いて行くと、見落としてしまいそうな山です。

『坊主山』のプレート。

周辺を見回しても、これと言って何の特徴も無い山です。

周辺の様子。

まだ先は長いので、急ぎます。

熊倉山の手前に来ると階段が出現。

笹尾根は巻き道が少ない上に、小刻みにアップダウンを繰り返すので、地味に疲れます。

なんて事ない登り坂だけど・・。。

道祖神と、『山之神社』と書いた石版

地味な坂をゆるゆる・・と登ると、小さい山頂が見えてきました。

あそこが山頂だ。

今日、2つ目のピークに到着〜。。

熊倉山

ここ熊倉山の山頂はとても小さい山頂です。
スペース的には四畳半って感じの場所です。

ベンチはある。

標高は966mです。前に訪れた時は草が短かったので、展望が効いていましたが 今日はいまいちの展望でした。

あまり遠くまで見えない。

ちょっとここで大休止。

食事の時間。

今日のお昼はここで食べる事にしました。
ちょっと羽虫が飛んでいますが、気にしない事にしました。

お昼ごはんを食べよう。

今日のお昼ご飯ですが・・。。大したものじゃないです。
久しぶりに味噌汁を持ってきましたよ。

あさりの味噌汁です。

こんな山奥であさりの味噌汁が飲めるなんて、すごい科学力ですよね。

お湯を注ぎます。

今日はお湯は家で沸騰させたをの、山専ボトルに詰めてきました。
味噌汁を作るぐらいには十分すぎるぐらいのお湯です。

そして、お味噌汁に合うのはオニギリだと思いますので、オニギリを買ってきました。

30%引きのシールが眩しいぜっつ。。

そして、オニギリと味噌汁だけだと寂しいと思うのでもう一品。

これなーんだ!?

パカッ・・と開くと。。

トマトです!!

なんだか、質素すぎる山ご飯ですが。。

トマトがまさに紅一点・・って感じで目に鮮やか。

まぁ、てがるで良いかな・・っと。

では、いただきます。

から揚げとか、ソーセージも食べたい。。

どうせなら、もうちょっと美味しいもの食べれば良かったかなぁ・・・とも思った。
いや最初はもうちょっとマシなお弁当を持ってこようと思ったのですが、
割引きが無かったのです・・(僕は倹約家なのです(笑))

山頂の様子。

トマトにかじりついたら、汁がぴゅ〜〜ッ!と飛び出て、パンツが濡れた。

一張羅がぁ・・(^^;)

ちなみに家からオヤツも持ってきました。。

『味ごのみ』です。。

『味ごのみ』ってなんだか年寄り風なんですけど、いろいろと入っていて楽しいですね。

そして、インスタントコーヒー。

あまいお菓子と、苦いコーヒーの組み合わせが最高ですね。
でも、たまには山で紅茶を飲むのも良いかも・・。。
今度紅茶飲んでみたいな・・と思った僕でした。

おやつとコーヒーを飲んで満足です。

幸せな時間。。

食事が終わったら、ゴミは全部持って返ります。

ジップロックに詰め込むんです。

食事が終わったら縦走の続きだ。

熊倉山を下る。

くねくねした道。

『軍荼利山(西峰)』と書いてある。

軍荼利山の西峰を下っていたら、下から古く大きいザックを背負って登ってくる女性の姿、登山道ですこしの間喋る。この女性、笹尾根を1泊2日で縦走するので、食事を多めに担いできているらしい。とても重そうでした。

挨拶をして分かれる(後ろ姿だけパチリ)

もうちょっとで軍荼利山へ到着。。

子供の蛇がいたけど、写真を撮る前に逃げた。

ヤマカガシだな・・たぶん。。

軍荼利山

と言うわけで軍荼利山へ到着。

山頂には神社があります。

鳥居が銀色。

ここ軍荼利は(ぐんだり)と呼び、面白い(?)逸話が残っている場所です。

簡単におさらいしますと、その昔、天皇に従わない者を討伐した日本武尊の軍が東征をすませて 戻ってきた時に、軍をこの場所で整え草薙剣を神に捧げた場所と言う事です。かなり端折ってますがそんな感じです。

※間違っていたらご指摘ください。

石宮

ここからは、神奈川県川(?)にも登山道が伸びていますね。
初めて気づきました。

下り45分。

道はかなり草が生えているみたい。

トンボがいた。

トンボはじーっとしていて、休んでるみたいだった。

軍荼利山からの展望。

山々の合間に街が見えて素敵だった。

先を急ごう。

軍荼利山から下ると分岐地点。
道なりに進む。

分岐

青い道標。

ここからすぐに三国峠。

三国峠(三国山)

三国峠に到着。ここにはベンチや机が設置されていて、憩いの場となっている。
今日もどこかの家族が机を使ってお昼ごはんを楽しんでいた。
広場の写真を撮りたかったので、カメラを向けると、
家族のお父さんの目がチラリとこちらを見た。
その目がギロリと光っていた。(ように見えた)

なんとなくバツが悪いので、僕は写真を撮らずに後にする。

三国峠(三国山の様子)

生藤山はすぐそこ。

あと200mです。

生藤山の直下は軽い岩場みたいな感じ。

と、言ってもかる〜い岩場です。

登る。

生藤山

岩の間を縫うように登ると、山頂が見えてきた。
今日は誰も居なかった。

山頂が見えてきた所。

猫の額ほどしかない、狭いスペースには、ベンチが設置されており、
またドラム缶が5つ配置してある。中央には三角点が埋まっていた。

三角点のある風景。

ドラム缶。

※ここにある三角点は、佐野川村 二等三角点です。

山頂の様子。

藤野十五名山の『生藤山』

生藤山は特に展望は無いので、このまま進みます。

下る時も岩がゴツゴツしている。

笹尾根は人気があるコースなので、途中は何人もの人とすれ違いました。

道の様子。

上の写真の場所には昔、看板がかかっていたのですが、今はもうありませんでした。

途中『茅丸』への分岐。

笹尾根はあまり巻き道が無いのですが、
ここ『茅丸』の直下には巻き道が設定してありました。
どうせなんで登ります。

茅丸

標高1019mの茅丸です。

茅丸の様子。

藤野町の名山の一つ・・らしいです。

木々の間から街が見えた。

さあ、次々いくぞ〜〜。。

分岐。

写真を撮影してるけど、何の分岐かよく覚えてない。。
右に進みました。

森の様子。

階段を登る。

けっこうへばってきたぁ〜〜。。

階段が歩きにくい。

階段を登ると連行山の山頂。。