雲取山荘をめざそうよ。
いろいろ考えたのですが、まだ時間はたっぷりとあるので、ここから雲取山荘まで歩く事にしました。
ひたすら縦走路を西へと進み、雲取山荘を目指し、鴨沢方面へ下山する計画です。
なんか写真の色が変だな。ホワイトバランスが狂ってる(?)(^^;)
まずは、昨日登った『板小屋ノ頭』方面へと進みますが、この周辺はあまりアップダウンが無く、快適に歩いて行けます。
気持ち良い道です。
少しづつ高度を下げて行きつつ、道標を見て、それに従い進みます。
長沢背稜と天祖山の分岐点(まっすぐ進むと天祖山、ここは右上へ登って行く)
昨日、天祖山から長沢背稜に入った所にある道標の所まで来ました。
道標の様子。
昨日はこの南にある天祖山から歩いてきましたが、今日はここからさらに西へと進路をとります。
まずは長沢山を目指します。
ここからは雲取山荘まで、アップダウンを繰り返しつつ、徐々に高度を上げてゆきます。
道の雰囲気は良い。
眠いし、腹は減ってないし、疲労感が半端無いです。
身体の重さが半端ないですね。
途中見えた景色。
時間はあるので、焦らず、急がず、着実に歩みを進める作戦で行くしかありません。
入林者心得。
『酉谷山避難小屋』から雲取山荘へ向かって歩いていたので、きっとどこかで人とすれ違うだろうと思っていましたが、誰とも遭遇しません。 丁度中間位置に『長沢山』がありますので、そこまで人に出会わなければ『俺の勝ちだ!(何に?)』なんて心の中でひとり遊びながら歩いていました。
長沢山
長沢山への登りも地味に厳しいですね。へばりながら登って山頂が見えてきたのですが、人の背中が見えました。だれかが山頂で休んでいるようです。
登山者が休んでいる。
先に長沢山に到着している人がいるとは・・(負けた)と思いました(笑)
長沢山の山頂。 |
蝶。 |
バックパックを降ろして少し休み。単独行の男性と、軽く談笑します。
ほどなく男性は立ち去って行かれました。
さあ、僕も先へ進みます。
長沢山を過ぎて。
長沢山周辺の森の雰囲気は、他の場所とくらべて雑多な雰囲気がします。
整ってはいませんが、美しい森です。
風が気持ち良い場所があったので大休止をしている所。
冷たい風が吹いてくる場所で、腰を落として休みました。
風が身体の中を貫いてゆきます。
そして他の山域をあまり知らない僕にとっては、
木々の間から見えるこんな景色でも美しい。
森のフレームから見える山。
静かに流れる時間の中に安らぎを感じるひとときですね。
さあ、テンポ良くいきます。
仏小屋ノ頭
仏小屋ノ頭は、縦走路の上にあってピークを成しています。普通に歩いてるだけで登頂している(通過)したとみなしていいでしょう。
『仏小屋ノ頭』
縦走路から外れた場所が若干こんもりとしていて高いので、こだわる人は寄り道してください。
こんもり。
どんどん高度を上げてゆきます。
よいしょ、よいしょ・・と登る(笑) |
なかなかの急斜面だぜっ。 |
桂谷ノ頭
桂谷ノ頭へ到着。
場所。
この場所も縦走路の真上にあるので、歩いてるだけで自動的に登頂した事になります。
細長い小ピークです。
疲労も極限に達してきている。
だが進むしか無い。
『芋ノ木ドッ』ケまで頑張るんだ。
まだまだ登らなきゃいけない。
斜面を見上げる。
この周辺は根っこがすごい。
こんな場所を歩いて行きます。
疲れてはいるが、だいたい予定どおりのペースで歩いている。
コケが素敵。 |
(疲れて)もう、やだぁ〜。 |
あ、そうだ。なんか食べよう。 |
なにこれ。めっちゃ美味しい。 |
この後も『コヤセドノ頭』『ヤケトノ頭』を通過しる。
『コヤセドノ頭』周辺を歩いています。 |
『ヤケトの頭』の山頂はわかりにくい。 |
よ〜し、芋ノ木ドッケまで、もうちょっとだぁ。
標高差100mぐらい。
僕の中では『芋ノ木ドッケ』がほぼ終点。
はぁはぁ・・もうちょっと。 |
なかなか着かないな〜。 |
コケ。 |
コケ。 |
そして、苔が多い所を通過。
世界の苔・・・まちがった、苔の世界。
そして『芋ノ木ドッケ』に到着〜(^^)
うおっっしゃあああ〜〜!!(^^)
やったぜぇ〜。 |
ここでイカリングを食った。 |
イカリングうますぎ〜〜(^^)
現在位置。
『芋ノ木ドッケ』 |
そしてスポーツ羊羹も食べた。 |
行動食を腹に入れてパワーチャージ。
頑張れ、俺の身体。
ここから雲取山荘までは、そんなに大変じゃない(と記憶してる)ので、
もうちょっと頑張ろう。
久しぶりの大きい下り。 |
お、人だ〜〜〜!!(^^) |
年輩の方の4人パーティーが、ドラクエのパーティーっぽく見えます。
先頭を歩いてるのが戦士。次が勇者、3番めは僧侶、1番後ろは魔法使い。
雲取山に近づいて行くと森がすごく綺麗になってきます。
道もほとんど平か、やや下り坂って感じだし。楽で良い。
う〜〜ん、やっぱり雲取山はいいな。
雲取山まであと2.2km地点。 |
お、鹿ちゃんだ(ご飯中かな) |
道の様子(きもてぃぃぃ〜) |
鹿が嚙じらないように保護してる。 |
ずっと、綺麗な森。
道の様子。
先を歩いてる、勇者ご一行様に追いつかないように、超スローペースで歩く。
斜面の様子。
お、この倒木、見覚えあるな。
印象的な倒木。
と、こんな調子で雲取山の原生林を楽しみました。
鴨沢から雲取山に登って、こっち方面を歩いた事がない人は知らない世界ですよね。
石尾根とは違う良さがありますね。
たまんねーよ。
そして〜〜。。ありゃ?大ダワ周辺の写真がない(^^)
撮り忘れていましたが、大ダワからは女坂を使って雲取山荘へ。
雲取山荘のテン場
テン場は人が少ないですね(これから増えるんでしょうね)