払沢ノ峰
と、言うわけで難なく本日の最高地点である『払沢ノ峰』に到着しました。
やったね。 |
標高858mなんです。 |
極めて、地味な山ですね。
山頂の様子。(9:47)
普通はこの山を狙って山歩きをすると言う事は無いと思います。
やっぱりこの先の松生山ぐらいまでは足を伸ばすと思います。
でも今日はここから、歩いて来た道を引き返して、枝尾根へ入って『バケモノ山』を目指します。ここからが今回の旅の一番おもしろい所です(だと思う)
と、言うわけで早々に払沢ノ峰からは退散。
歩いてきた道を少し引き返します。
枝尾根へ向かいます。
程なく歩くと分岐地点。
真ん中に黄色い杭が打ち込まれている所。
分岐地点には見えない。
道のようなものは無いのだが、尾根はしっかりと伸びています。
こんな感じ。
未知の領域へ。
これから先、何があるんだろうな・・。。
わくわくと共に不安もある。
行ってみようよ。
ってな、わけで突入してみました。
オラ、やってみる。(9:57)
最初は緩やかな坂なのですが、序々にこう配がキツくなってきます。
落ち葉が多い。
急な斜面な上に、落ち葉が何重にも重なっていてよくすべります。
木を使って滑らないようにする。
まぁ、滑ったからと言って谷底に転落するような場所では無いのだが、
予期せぬ事態の発生は避けたい。
慎重に下ります。
緊張感のある下り道は楽しいが、精神的に疲れますね。
急な斜面を下り終えると、緩やかな道。
ひと心地つけそうな場所だ。
周辺からは人があんまり入ってない雰囲気が伝わってきます。
尾根の様子。 |
左側の尾根。 |
途中は倒木があったので、下を潜ってみたりして、ちょっと楽しい。
こういうの好きなんですよ。 |
潜ってる途中(主観) |
途中はピンクテープが出てきました。
セクシーピンク。
周辺は冬なので展望が比較的良くて、気分は良かったです。
『大岳山』かな〜(?)
気持ちよく歩いていたら、左側の尾根から(バキバキッ!!)と何かの音がしました。
なにか獣がいるみたいです(^^;)
目をよく凝らして見たのですが、解りませんでした。
何かがいる。
※実は僕は目があまり良くないのです。(眼鏡は持ち歩いています)
松。 |
地面。 |
さて、この尾根からさらに、細い枝尾根へと分け入り『バケモノ』山をめざします。
gpsでの現在位置。
この周辺は尾根が比較的幅があり、また枝がいくつにも別れているので、間違った枝尾根に入ると余裕で迷いそうです。
・・・この辺りかなぁ。
たぶん、このあたりかな・・と見当をつけて、
尾根を外して、枝尾根の枝尾根に接続します。
周辺を観察しつつ進む。
かなりの急斜面だけど、木がいっぱい生えているので、上手く使って下ります。
すこし下るとすぐに道が緩やかになりました。
意外と緩やかだわ〜。 |
割れた一升瓶を発見(こんな場所で酒盛り!?) |
なおも進むと、前方に落ち込むような急斜面が出てきて、すこし驚きます。
なんか違うなこの道。
iPhoneで確認したら、違う枝尾根に入りそうになっていた(^^;)
もうちょい左だわ・・(^^;)
急な斜面を下りつつ、左側へトラバース(横断)して軌道修正。
gpsがあってよかった〜。
軌道修正して行くと道もやや緩やかになってきました。
前方に正しいルートが見えてきました。
たとえ間違っても、すぐに軌道修正する俺、さすが!!と自画自賛。
むふふ。
自分に甘く、人にも甘い、オヤジなのである。
※完全に社会人失格です。
よ〜〜し、尾根にがっちり乗った〜(^^)
進むとピンクテープが出てきた。
ありがたい。
ありがたいけど、このちょっと先にもうひとつピンクテープがあって、すごく紛らわしい。
2つ目が紛らわしい。
ここで、方角を念入りに確認〜。
iPhoneにもコンパスはついてるけど、デジタルコンパスは使い物にならないですね。
方角を見るにはやはりアナログコンパスが一番。
※iPhoneのコンパスは狂うので、山ではぜったいに信用してはいけません。
コンパスは必須だよね。
GPSでの現在位置。
あとは、この尾根を下ってゆけば、そこが『バケモノ山』のはずです。
なかなかの急斜面。 |
少し石が出てきた。 |
そして、慎重に下っていたら・・。。
つつつ・・・〜っと滑って。
おもいっきり尻餅をついてしまった。
いてて(^^;)
※油断はしてないのですが、スベるものはスベる。
落ち葉が多すぎて、すべるのなんのって・・。
もうバケモノ山はすぐそこだ。 |
倒木の脇を抜ける。 |
そして、また尻餅をついてしまった・・・。。
いてて・・(^^;)
なんだなんだ、まさか、バケモノ(もののけ)の仕業か。
でも、この後は道が緩やかになって、尾根の幅が広くなってきました。
広い尾根。
なんだか、良い感じ。