湯久保尾根を歩く。

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下山開始〜。

さて、御前山の山頂でまったり〜とした後は下山。
本日の下山コースは・・御前山避難小屋の脇から集落へ伸びる登山道を下ってみたいと思います。

御前山避難小屋まで下ってくる。

誰かいるかな〜?と思って覗いてみたら・・。。

道具はあるけど人はいない。

山頂でみた若者たちのモノだろう。

さて、僕はここから下って行く。

この道は初めてなので、地図で確認する。
距離的には大した距離じゃないな、楽勝だろ。
と、舐めていた・・。(またもや)このあとトンデモナイ(?)事に。

さて、下りはじめる。

ゆるゆる・・。。とまったり降る。

おっとっと・・・。。

滑り安い場所では慎重に〜。

楽勝楽勝〜。

たのしい山歩き〜。

まだ、山を舐めている状況です。

う〜ん、緑が、きもちいい〜。

なにか変なキノコないかな〜??

特に何も無し。

山を下っているとふと広場が。

ベンチ・・だと?

『湧水の広場』

湧き水かぁ・・。。湧き水ないけど・・・。。
と思ったけど、広場の奥に道が続いていたのでちょっと進んでみた。

なにかありそう〜。

おおっ!!こんな場所に水場(?)

と、言ってもほとんど出てないし、
この水は念入りに煮沸しないと危険で飲めないと判断。
いや・・煮沸しても無理かも(^^;)

きたねぇ・・。。

湧き水の広場から、来た道をもどり更に山を降って行くのだ。

道の様子。

降って行くのだが・・。。

登って行く人とすれ違う。

ちゃんとした山装備ではあるが、
かなりの軽装。そしてラジオの音を大ボリュームで登ってゆく山おじさん。
どういう山行なのかちょっと検討がつかない、ナイトハイクを楽しむのかも(?)
山の楽しみは人それぞれ・・と言う事か。

降ると道標が賑やかに。

どうやら、御前山のこちらのコースは、森の中の散策路の様になっていたようだ。
縦横無尽とまでは言わないが、様々なコースが設定されている。

こんな広場があった。

かなり良く作られた広場なんだけど、どこか荒廃した雰囲気もある。

目的不明の施設。

税金のムダな気もしないでもない。

地図もある。

ここは『カラマツの広場』と言う場所らしいが、いまいち要領を得ない。
変だな〜と思ったら、この地図、道が水色なのだ。
川かと思ったら道だったのだ。まぎらわしいデザインはやめて欲しい(^^;

その後、さらに降ると・・。。

また別の広場が。

この広場には巨大な建物がっ!!

なんと、こんな場所に避難小屋がァ??

避難小屋(?)

入ってみようと思ったら、入れない。

鍵が・・(^^;

さらに下には広場があり、なにか滝のような音がする・・。
近くに滝があるのかな〜と思って見に行く。

こんな場所に滝がっ?

滝かと思ったら、滝じゃなくて、すごい勢いで水が出ていた。
それが出ているとかってレベルじゃね〜ぞ。って感じで。
ありえないぐらいのすごい勢いで『噴射』していた。

奥多摩最強の水場かっ!?

なぜかムービー(youtube)まで撮ってしまったよ。

広場にあった看板。

よく見るとしいたけ栽培(?)

広場には椎茸栽培っぽい場所があったけど栽培してないよね・・これ。
なんか張り切って椎茸栽培はじめたけど、すぐに飽きちゃう子みたいな。

「もう椎茸なんかどうでもいい」

いろいろと妄想が膨らむ広場だ。

これは何の木でしょう〜?

カラマツです。

と、言うわけで道中を急ぐ。

寄り道しすぎだろ。

急ごう。

そして、どんどん降って行き、ついに車道へ到着〜。

やれやれ・・だぜ。

ん!?

やっほ〜!!

車道を降る。

川は干上がっている。

途中にあった巨木。

めちゃくちゃ太い。

ここまできたら楽勝だろ〜なんて思ってた。
正直、山を舐めていたのだ。

ちょっとした小川。

小川のせせらぎに耳を傾け、和むオヤジ。

運命の分かれ道。

車道を降って行くと道標が出てきた、
片方は車道。片方は山道だった。

車道なんて面白くないっぺ。

山道歩くっぺ・・。

あるくっぺよ。

はい、山を舐めすぎですねこの人。

だんだん暗く。

写真を撮影しながら歩いているので、やたら時間がかかっているのだ。

暗くなってきたっぺよ〜。

途中はやたら橋が多い。

だんだん暗くなってきたっすな〜。

暗い道は何度も歩いてきたので、慣れてるってのもある。

段々と、闇が攻めてくる。

静かな森に、川のせせらぎだけが聞こえる。
そんな森に闇が静かに忍び寄るのだっ。

落ちたら死ぬっぺ。

途中巨岩と小さい滝があったが、この周辺までくるとすっかり陽も暮れて
辺りは闇に包まれているのだった。

暗いよ〜ん。

しかし、この道がやたら長い。意地でも長い。

『一人づつ渡って下さい』

途中にあった橋・・めちゃくちゃボロい。

ギシギシ・・と軋む。

「暗いよ、狭いよ(この場合は幅が)、怖いよ〜」って昔漫画であったね。

ヘッドライトを取り出す。

ヘッドライトでうっすらと見える道を照らす。
「うわっ!!!ねずみ!!?」と思ったらただの影だったりして
ビビりながら歩く。

ここは現世(うつしよ)か・・それとも幽世(かくりよ)か・・。
そんな雰囲気なのである。

完全に夜じゃん。

そしてなんとか、かんとか、車道に到達できたのだった。

しゃ・・車道が見えてきた〜。

やった〜。。脱出成功〜。
(大人しく車道を歩いておけばよかった・・・(^^;

ふぅ・・疲れた。

その後は、暗い車道をヘッデンで照らしながら、麓まで降る。

トンネルが見えてきた。

久しぶりのトンネル歩行。

このトンネルが異常に長い。

意地でも奥多摩駅まで歩こうという計算だが。
(みなさんはやめた方がいいです。)

トンネルの様子。

なぜやめた方がいいか・・と言うと、やたら道が長い。

スーパーカー。

ひたすら田舎道を歩くのだ。

奥多摩駅は遠い。

なぜ歩いているのか、自分でも分からなくなってきた。
たぶん、歩きたいだけだろう。

床屋。

奥多摩駅はもうすぐのハズ・・なんだけどな〜。

「ルールを守りなさい。」

「はい、守ります。」

東京都最西端のコンビニ。

ここまで来ると奥多摩駅も近い〜。

と、言うわけで奥多摩駅に到着。

ふわぁ〜〜。。疲れた〜〜(^^;
しかし、無事にここまで辿りつけてよかった〜。

地元に帰ってビールを飲んで反省会。

ここまで読んでくれて有難うございました。


下山して豚ちゃんぽん食った。

登山にはヘッドライトは必須だね!!(笑)