大日天神
ここは大日天神と言われている神社だったようですが、今では完全な廃墟となっています。
ボロボロの神社です。。
中の様子。 |
めちゃくちゃ、ボロボロです。 |
開かれたアルバムがあった・・ので見てみた。
在りし日の大日神社の様子が写っていた。
これは貴重な資料じゃないのかな?・・。日付を見ると昭和5年と書いてある。
貴重な資料だと思うんだけどな〜。。。 |
む〜。。 |
ちょっと写真だけでも持って帰ろうか・・と0.5秒思ったけど、やめた。
僕にはそんな権利ないよな、完全な謁見行為だなと。
どこか有名な山岳会とか、史跡研究家の人が回収してくれればいいのですが。
(逆に言うとそこまでの価値があるかもわからないけど(^^;)
倒壊した何か。
神社側面。
いろいろはみ出てます。 |
生活の跡。 |
かまどがあった。
さて・・旅を進めましょう〜。
まだ先は長い。
どんどん先に行くよ〜。
ふ〜。。
思ったほど気温は高くないのですが、汗がどんどん出てきますね。
森の中を歩く。
ひたすら登りが続くのですが、たまに平らな場所が出てきて、なごみます。
振り返ると、思った以上に登ってるものだ。
時計を見ると11時半ぐらい・・。。ちょっと腹ごしらえしておこうかな。
休むに丁度いい場所だ。 |
お昼ごはんです。 |
登山してると疲れちゃって食欲が無くなるから、
もりもり食べるぞ的なものよりも、気軽に食べられるものの方がいいですね。
僕の場合はお菓子とカロリーメイトです。
倒木に腰掛けて食事。
また、行動食もメリハリをつけて食べた方が良いですね。
小分けに食べると逆に身体に(特に胃腸に)負担がかかる気がするのです・・。。
途中にあった祠。 |
足元の様子。 |
しかし森が綺麗だな〜。
道中は下山してくる、複数のパーティーと出会いました。
聞くと天祖山からピストンで帰っているそうです。
僕よりずっと早い時間から登り始めているみたいですね。(車で来たのかなぁ〜?)
すれ違った人たち。
さて、ここまであまり書かなかったのですが、天祖山の森はかなりいい感じでした。
新緑は若干過ぎてますが、最高に木々が萌える6月なのです。
倒木と一緒に。
花の方は咲き誇ってるという程ではないですし種類も多くは無かったです。
でも所々で顔を出していて、楽しませてくれます。
かわいい〜。
岩がゴツゴツしてきたぞ〜。
岩場は好きです。
おっとっと。バランスをとりながら歩くのです。
なんだか、コミカルな動きになってしまった。
ぐっ!と岩を握る。
さて、かなり上まで登ってきますと、
つつじの花が咲き終わりそうな感じでした。
遠くからと綺麗ですが、若干しおれてました。
花は可憐ですね。
ちょっとしたお花畑(?)もあった。
東京にこんな場所があるなんて・・。ステキですね。
見た目は綺麗だけど、登りはきつい坂なのだ。
今日はかなり軽い装備(※軽装では無く軽量)
でやってきたのですが。
それでもやっぱり、なかなか疲れました。
むふむふ。
え〜い。いい加減にせぇよ・・。。
なんて思っていたら、真平らな場所に出ました。
遠くに何か見える〜。 |
山頂まで200メートル地点。 |
近づいて行くと・・。
建物だ。
天祖神社 社務所
ここが社務所(籠堂)かな〜。
おお。ここが社務所か
ちなみに、社務所とは神社の事務などをする場所で、山小屋ではありません。
※昭和25年4/1発行『山と高原 奥多摩特集』によれば、横浜市港北区 天学教会の所有、8/1〜15まで行者居住することあり、 使用の際は氷川山荘眞鍋健一に連絡の事。と書いてある。
眞鍋健一さんは、今はなき氷川山荘の管理人で、
奥多摩情報を山岳雑誌などに寄稿されていたようです。
さすがに故人かなぁ・・。。
で、天学教会・・新興宗教の類か?と思ってググれば簡単に見つかる。
参考ページ
付近を探索、物置小屋(?) |
梯子を発見。 |
・・・・。。 |
トタン屋根だ。 |
神社裏側。 |
ガラス窓から中を見る。 |
裏側。
トイレがあった。
トイレの様子。
トイレは使えるかどうか謎。
ドラム缶。 |
表側。 |
社務所わりと小奇麗な感じですね。
人の手がちゃんと入っている感じがしました。
山小屋としては使ってはダメなのです。 |
雨樋で水を集めてる。 |
さて今日、歩いて来た道は天祖山の表参道だと思うのですが、古い本を見ると裏参道もあり、社務所の近くに水場もあるように
記載されていました。裏参道を探すのも楽しそうですが、ヘタすると遭難するのでやめましょう。ちなみに表参道と裏参道が合流する場所がここ社務所になるそうです・・。。詳しくは 『奥多摩渓谷』岩根常太郎 著 を参照あれ。
※でももしかしたら採石場(?)によって登山道が破壊されているかもしれない。
さて、この社務所からすぐ上が・・天祖山の山頂なんです。
おおっ!!あれは。
参道の両脇には祠が。 |
この先は神聖な領域なのだろうか。 |
近づいて行くと・・。。
そこには、古めかしい神社があった。