登山口から入る。
登山口は『雨振りバス停』からすぐの場所にあります。
バス停からバスの進行方向(峰谷方面)に50mぐらい進んだ場所です。
この階段から登る。 |
電柱に『峰谷支66 留浦193』とか書いてました。 |
んじゃ、この階段から登って行きますよ〜。
むふむふ・・と登る。
階段を登って行くと、その先はいきなりほそい踏跡。
踏跡。
踏跡は階段から左方向へ山の斜面をトラバース気味についている。
難しくは無いけど、いきなり細い道でこの先が思いやられます。
さあ、山へ入ったぞ。 |
いきなりデカイキノコ。 |
細い道を進み折り返すと、一度尾根の上へ出た。踏跡が伸びているので進んで行きます。
上を見上げる(写真右に踏跡)※1 |
『この付近は人家などあり注意!』※2 |
※1 ここで一度尾根の上に乗っているので、右の踏跡を辿らずに、ここから尾根を直登するのもありだと思います。 僕は右の踏跡を辿ってしまいました。
※2 ここノボリ尾根は、猟師が山に獣を狩りに行く時に使ったと言うことらしいです。
さて、踏跡をたどるとすぐに、左右に道が別れているように見えました。
どっちに進もうか・・と考えましたが、上を選択します。
できるだけ尾根から大きくハズれないようにしました。
左へ(右下を進むとどこにつながっているのかは謎)
踏跡をそのままたどると、正面にフェンスが見えてきました。そのまま進まずに、踏跡は左へ折り返しています。
分かりにくいけど左へ道が曲がっている。
登りはじめだけど、尾根の右側をさまよいながら、尾根から大きくハズレないように上を目指しつつ、 ルートを探って登って行きます。
際どい場所をトラバース中。
道とは言えないぐらい踏跡が薄く、土も崩れやすい斜面を横断です。
足元の様子。土質がもろく外側に傾斜している。
このまま尾根の上に乗れるかな〜。と思ったけど、
力押しにも限界がある。
あともうちょっとで尾根の上だけど・・。
2mぐらい登れば尾根の上だけど・・かなり足元の状態が怪しい。
周囲の様子をよく観察すると、下を見るとかなりの急斜面で危ない。
ここは強引に突破をせずに、一度離れつつ登って尾根の上へ乗るチャンスを伺う。
左側はなかなかの急斜面。
少し登ると、尾根へ取り付きやすくなったので、立木を上手く利用して尾根の上へ再接近を試みます。
あの上(尾根の上)へ乗りたい。
とにかく、序盤はまず尾根の上にしっかりと立つ事を目指します。
しかし一番大切なのはなんと言っても『安全登山』
周辺の様子を良く観察して、滑落しそうな場所は避けて、リスクを極力0に近づける。
どう間違ってもぜったいに大怪我をしないような行動をすると言う事です。
よーし、乗ったぞ。
この周辺はとにかく作業道がよく走っている。細かい作業道も含めるととても説明できない。だけど基本はこの尾根の上に乗って、あとは真っ直ぐにこの尾根を辿るのがシンプルで良さそうだと思った。
さて・・登るかぁ。 |
まだ下の方に集落が見えてる。 |
上を見上げる・・。。
なかなかの急坂だな、踏跡もあるような・・無いような・・。
一定のペースでややゆっくりと尾根を登る。
全体的にはある程度の幅があり、危なくは感じないのですが、右側はともかく左側が崩落気味で間違って落ちると危ない。
尾根の左下を見る・・落ちたら死ぬな。 |
尾根の左側の様子、落ちたら危ない。 |
左側の方には出来るだけ近寄らないようにして、歩くように心がけた。
しかし右側も安全かと言うと、一概にそうだとも言えないし、
左側に寄った方が歩きやすいような場所もあったりるすので、
うまくルートを見極めて登ります。
登って行き最初の平坦地。 |
無線の電源をONにする。 |
登って行く。 |
角度はこの位。 |
登って行く途中ではいろんなキノコを見る事ができた。
オニイグチ(食)だろうか? |
テングタケの一種だろうか? |
イグチ系かな?(^^;) |
コテングタケモドキ(毒)だろうか? |
しばらく我慢して登って行く、ほとんど休めるような場所も無いので、アキレス腱は伸びっぱなしだ。
杖を上手く使うとかなり楽です。 |
かなり急だよ。 |
そして、ノボリ尾根で一番の急坂が序盤にやってくる。
写真でみると急に見えないな。
途中もかなり急だけど、上部へ行くとさらに傾斜が厳しくなってきます。
上へ行けば行く程、傾斜が厳しくなっている。 |
そろそろ杖をしまうか・・。。 |
どんどん傾斜が厳しくなってくる。
途中で傾斜を撮影。
このくらいの傾斜になると、手も使わないと登れませんね。
頭上を見上げて撮影。
大粒の汗がだらだらと溢れる。
つかめる場所も多く難しくは無いけど慎重に登ります。
根っこがつかめる。 |
しっかりしてるか確認して、指をかける。 |
かなり登りごたえのある斜面で上級初心者向けのコースだと感じた。
木の幹や根っこを掴んで力で登って行く。
ぐいぐい力で押して行く。
周辺の様子。 |
あの上だな。 |
登って行くと、強い踏跡が
ありようやく久しぶりに平な場所が出てきた。
ここで一息つくことが出来る。
踏跡。 |
赤テープも出た。 |
かなりのアルバイト量だった。
ザックを落として、水分補給する事にした。
汗がすごい・・。。
まだまだ先が長い。まだ1/3ぐらいかな〜。
今日は凍ったペットボトルを持ってきた・・。
よく冷えたお茶が、ノドを鳴らす・・・ものすごく美味い(^^;)
冷凍ボトルのお茶が美味い。 |
んめぇ〜〜〜(^^;) |
とりあえず、激急坂はここで終わりです。
この先もずっと急斜面の直登が続くけど、今の角度が最高。
最大の難所は超えた。
やや傾斜もゆるんで歩きやすくなってきます。
ここからは、一定のペースを保ってできるだけ立ち止まらないように、もくもくと登る事にします。
斜面の様子。 |
周辺の様子(かなり広い尾根ですね) |
ゴミが木にくくりつけてあった。 |
回収しました。 |
このキノコも良くみますね。何でしょう。 |
勘だけどこれは食える。 |
とくん、とくん・・という自分の鼓動を感じながら登ります。
黄色い葉っぱが綺麗。
難所を超えた後はほとんど写真撮影もせずに、じっと下を見て歩きました。
上を見上げると緑が綺麗。
そして、第一中継ポイントである1190m地点へ到達。