今旅は前回の続きです。奥多摩小屋で一泊した後は雲取山まで遊びに行き、その後ハンノキ尾根を使って下山します。 (2012/5/2に旅す)(記事ver1.1)
鷹ノ巣山と浅間尾根散策(前編) 〜 奥多摩小屋 〜 小雲取山 〜 雲取山 〜 奥多摩小屋 〜 千本躑躅 〜 城山 〜 六ツ石山 〜 沖ノ指山 〜 イソツネ山 〜 境橋バス停 〜 奥多摩駅
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はじめに。
前編(鷹ノ巣山と浅間尾根散策)から読みたい方はこちらからどうぞ。
新しい朝がきた。
おはようございます。朝の4:26分。
やや肌寒いぐらいの山の朝。
背中を丸めてゴソゴソと支度する僕。
こんなに早く起きて何をしているか・・と言うと・・。。
お湯を沸かしています。
とりあえずお湯が無いと何も始まらないのです。
むしろお湯があればなんとかなる。
テントの様子。
テントの上に服を乗せているのを忘れていて・・。。
朝起きたら露で湿ってました。。
冷たくて、湿り気を帯びた朝の空気が心地良い。
朝のテン場。。
こんなに朝早いのに出発する人も多いです。
行ってらっしゃい。旅人たちよ・・。。
雲取山の山頂で日の出を見るのかも。
僕は今日はこの後、空身(ほぼ何も装備せず)で雲取山へ登り。
戻ってきてテントを撤収して石尾根を縦走します。
とりあえず朝ごはん
その前に腹ごしらえしようかな・・ってなわけで、
コーヒーとパンを食します。
カップに口を近づけてコーヒーの薫り。。
パンを割って頬張ると、ふっくらと小麦とチーズの香りが広がります。
う〜〜ん。なかなか美味い(^^
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何の創意工夫も無い朝食である。
だがコレで良いのだ・・楽なので。
悪く言うと手抜き、良く言うと素朴。 その正体は自堕落。
さあ、出発ですよ!
腹が満たされると体温も上がる。
そして歩こうという気持ちにもなります。
自堕落な人間は、変温度物に似ているのだ。
さあ、食った。食ったら出発です。
適当に腹も膨らんだし、ちょっくら雲取山まで行ってみようかね?ってなもんです。
手早く支度する。貴重品とペットボトルを一本だけ携帯する事にしました。
んじゃあ〜、いきまっしょい。
空身で歩き出す・・。。
他の人はテントから顔だけだして、朝ごはんを作っている。
その姿がまるでヤドカリのようでオカシイ。
かたつむりみたいになってる人もいる。
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奥多摩小屋からすぐに息が上がりそうな急坂です。
いきなりかなりの急斜面です。。
だが空身なので、わけなく登る事が出来る。
荷物を背負っているのと、いないのとではこんなにも違うのか!?と
今更ながら関心しつつ登ります。
丁度朝日が出てきた。
登りながら振り返ると、眺めが良かったです。
テン場もかなり小さく。
朝のこの何とも言いがたい、柔らかなブルーをかけたような光と色調が大好きです。
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さて、どうしてわざわざ雲取山を目指しているか・・というとですね。
実は僕は小雲取山に登った事が無いんです。
だから小雲取山に登っておこう!!と思ったのです。
だから雲取山はついでに寄るだけなのです。
小雲取山を目指しています。
早朝の散歩は気持ちが良いですね〜。
左は雲取山、右は富田新道。
こんなに朝早いのに雲取山方面から、どんどん人がやってきます。
登山道の様子。
いくつか斜面を越えて行くと、身体もぽかぽか。
早速ウィンドブレイカーを脱ぐ。
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この上が小雲取山。
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頑張って登ります。
坂道の様子。
よ〜〜し。。到着〜〜。。
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いえ、違います。さらにこの上が頂上です。
あの草がやけに生えている場所が頂上。
背が低い笹に覆われたその場所には、うっすらと踏跡があります。
さあ、ススメ。
少雲取山の山頂は・・どうなっているのでしょうか。