鳩ノ巣城山でーす。
到着である。
山頂の様子。 |
ふ〜ん、こんな山かぁ。 |
山頂は笹が一面に生えていて、雪に埋もれていました。
鳩ノ巣城山759.8メートル |
手書きの道標。 |
山頂は杉の植林・そして巨大なアンテナ。
何のアンテナだろうか?
鳩ノ巣城山の山頂の様子。 |
山頂からの展望。 |
ふむふむ・・。。こんな感じか・・と一人納得して先を急ぐ。
三角点。
※ここにある三角点は『海沢城山 三等三角点』です。海沢城山は、今の鳩ノ巣城山の古い呼び方で、ちょっと昔の本を見るとこの山は海沢城山と書いてある事が多いです。 いつごろから鳩ノ巣城山の名称が優勢になったのかは、現時点では僕に知識が無いためわかりません。
鳩ノ巣城山を下って行く。 |
杉の植林を歩く。 |
祠があった。 |
行動食はミックスナッツ。 |
雪の上に、自転車の跡が・・。
こんな雪の中でもマウンテンバイクに乗ってる人がいるんですね〜(^^;
雪の中を走ってこけないのかな? |
歩く歩く。 |
てくてく・・と歩いて行くと分岐(大楢峠ですね)
分岐地点の様子。
地図を広げて見る、この辺りから鍋割山の北尾根にとりつけるはず・・。
このあたりなんだけどな・・・ |
んじゃ〜ここから右に登ってみるか・・。 |
道なりに歩いてゆけば御岳山の裏参道。
しかし御岳山じゃなくて、ここから直接鍋割山を目指す、つまり鍋割山北尾根を歩こうと言う事です。道を外れて右側の斜面の上へ登ってゆきます。
落ち葉が深く、雪が邪魔で歩きにくい。
尾根にしっかりと乗って歩いて行くと、目の前に急坂が見えてきました。
見た目以上の急坂だ。
雪と落ち葉、そして泥、石がミックスした坂を登る。
深い雪に脚がめり込みます。
急坂をのぼりきり一息つく。
しばらく歩くと道がはっきりとしてきました。
※積雪期のため道がわかりにくくなっていますが、実際には鍋割山の北尾根にも明瞭な踏み跡があります。ただし人通りが少ないため積雪期には道が雪で閉ざされる可能性が高いです。
一面雪の登山道。 |
細い雪の道。 |
いっぱい雪が積もってました。
なにか文字が書いてある石(読めない)
段々雪が深くなってきましたよ。
とは言っても、積雪10cmぐらいかな。 |
道中の様子。 |
適当なアップダウンを繰り返しながら、鍋割山へ近づいてゆきます(※)
※途中に『白ナギノ頭』と呼ばれている場所がありますが、ピークを形成しておらず単なる広い場所なので、位置を探るにはGPSが無いと難しいです。
ちょっと、一休み(※)
※鍋割山北尾根に途中、小さい祠がある場所がありますが、そこが『黒ナギノ頭』です。 ここからはすぐそこに『男具那ノ峰』が見えます。
大きい坂も随所に存在し歩き応えのあるコースだった。
鍋割山
大きい坂を乗り越えてゆくと、ふと人に出会った。気がつくとそこが鍋割山の山頂でした。
山頂の様子。 |
三角点(と思ったけど違うみたい) |
※三角点らしいものがあるのですが、違うようですね(何でしょうか・・)
くそっ・・止まると寒い。だが腹は減る。
久しぶりにやってきた。 |
雪の中でも、おにぎりおにぎり!! |
ここでコンビニのおにぎりを食ました。寒すぎて硬くなっています。
冷えきったおにぎりを頬張りますが、おにぎりが良く冷えていて硬くなっていました。
味わうというより、無理やり栄養補給する感じです。
鍋割山からの展望。
止まると寒いので、すぐに大岳山を目指して歩きましょう。
この辺りは積雪20cmぐらいだった。 |
雪が綺麗。 |
鍋割山から大岳山は簡単な道が続きました。
鍋割山から下ってくる。
まったりした登山道を大岳山へむけて、スピードアップで歩くっ!!
ガンガンいくぜ〜!!
大岳山へ近づいてゆくと、人影が濃くなってきました。
さすが人気の山だ。 |
階段を通過する。 |
だんだん露岩がゴツゴツしてくる。
大岳山荘の裏を通過。 |
大岳神社を通過。 |
大岳山の直下までくると、簡単な岩場が連続する。
雪を被っているけど、特に危なげなく通過する。
岩ごつごつ・・を通過。
もうすぐで大岳山だぁ・・。。
この先が・・山頂です。
かなり省略してます、まだ先が長いです。
大岳山へ到着〜。
大岳山の山頂は雪がいっぱい人もいっぱいでした。
大岳山山頂の様子。
奥多摩三山のその1、大岳山へ到着。
山頂で印象的だったのが、インスタントラーメンをすする若者たち。
うまそうだ・・(俺も食いたいっ!!)と思いました。
奥多摩三山の文字が嬉しい。
山頂に腰を落として、山パンのドーナツを強引に4つ食った。
冷たいドーナツが喉を通る。
美味くない!!・・・いや美味いっ!!!
なにがなんだか、わからない味だ。
だが、それがいいんだ。
富士山が見えた。 |
山パンを食べた。 |
ドーナツを食べながら、見る富士山はでかい。
ドーナツを食べた後は、大岳山を後にする、さあ次は御前山避難小屋を目指すぞっと。
この先、御前山、三頭山。 |
山頂を後にします。 |
大岳山を下る、雪が若干深い。
さっさと歩く。 |
鎖場もなんなく通過。 |
大岳山から、鋸山方面の稜線をひたすら歩く。
道中の様子をひとまとめ。。
この稜線は歩きやすく、非常に心地良い道でした。
中岩山を通過
途中にある、標高1100メートルの中岩山。
中岩山です。 |
中岩山の雰囲気。 |
どう説明したら良いか分からないぐらい、何も無い山です。
ここテントが貼れるかも!!
どんな山にだって一つぐらい良い所があるはずだ・・
そう思って中岩山の長所を探すが断念した。
御前山方面へ急ぐ。
※テントは指定された場所以外は基本的に幕営禁止です。
大ダワに到着しました。
大ダワはただの道です。
大ダワだ。 |
大ダワにはトイレがある。 |
大ダワから再び山へ入って行きます・・ここからだんだん傾斜がキツくなってきます。
雪の感じ。
何度もつらいアルバイトをこなす。
一気には登れないので、歩幅を狭めてコツコツと詰めて行きます。
道中の様子
う、、、疲れてきたなぁ・。。と思っていたら、道標が見えてきた。
鞘口山へ到着〜。
大ダワと御前山の間にある、マイナー峰である、鞘口山へと到着。
鞘口山の様子。 |
壊れたベンチ。 |
ここも何と言う事もない、名前が無ければ立ち止まる事すらない、平凡な山頂だ。
鞘口山の道標
鞘口山はすんなりパスして先を急ぐ。
木々の間から見えた風景。
鞘口山を極めた後も登り下りを繰り返しながら、段々と高度を稼いで行く。
道中の様子。
黙々と歩いて行くと、クロノ尾山に到着。
クロノ尾山です。
意味不明な山名の山だ(※)
杉の植林に囲まれ展望も無く、
壊れかけたベンチが設置してあるだけだった。
※クロノオ沢というのが有るようです。その沢の源頭にあたるのがここなんでしょう(たぶん)
クロノ尾山の様子。 |
道標。 |
風邪が強くて寒い、段々日も傾いてきたぞ・・。
明るい内に避難小屋に到着したい!
御前山へ向かう道中は雪に覆われた登山道と、
常に吹き続ける冷たい風と闘いながらの山行となった。
根気強く歩を進めて行く。
おっ!!もうすぐだ。 |
すぐそこが避難小屋だ。 |
もうすぐで避難小屋だな・・と思ってホッとする。
避難小屋についたら、すぐに温かい物を食べよう、そしてすぐに寝袋に潜り込んでやる!!と思った。
避難小屋が見えてきた。
避難小屋誰かいるかな〜??怖いおじさん(大沼文男と犬)とか居たらどうしよう・・。。とか勝手に恐怖しつつ前進。
※『大沼文男と犬』 とは某掲示板で話題になった話しです。
15年以上も前の話しなので、掲示板の情報が残ってないので、以下にメモを残しておきます。
御前山避難小屋にナイフ男出現!!
2001年4月11日の夕方、奥多摩の御前山避難小屋に到着しました。先客が一人ラジオを大きな音でかけながら寝ていました。すでに暗くなってから(6時半ごろ)の到着でした。
私は挨拶をしながら入っていきましたが、相手からはまったく返事がありませんでした。寝ているわけでもないようなのに、少々不気味に感じましたが、このごろの中高年登山者は挨拶をいっさいしない人もときどきいるので、まあ、そんなもんかなと思っていました。
その後もそのオッサンは、ラジオを大きな音でかけつづけていました。9時ごろになって音を小さくはしましたが、それでも歌の歌詞もアナウンサーの会話もはっきり聞こえる音量でした。(イヤホンに切り替えたようですが、イヤホンでも大きな音を出せばはっきり聞こるし、かなり迷惑です)
結局、深夜までラジオは鳴りつづけました。
翌朝もオッサンはメシの準備をしながら、ラジオを鳴らしつづけました。
出発の準備がだいたい終わったオッサンは、テラスに出て、今度はラジオの音をスピーカーからまた大きな音で鳴らし始めました。
私はまだ寝たかったので、ラジオの音を控えてくれないか?と言いました。
すると、「オマエのところまではラジオ、聞こえないだろう? なんだ、このヤロウ」 といきなりキレはじめました。
私は「あの、私の寝ているところでも聞こえるんですよ。と言いました。
オッサンは「イヤホン使ってただろが、ええ?」といいました。
私は「イヤホンでも音は漏れます。夜も夜通しラジオの会話や歌が聞こえたんですよ」といいました。
オッサンは「このヤロウ、挨拶もしないくせにバカヤロー」とどなりました。(私は挨拶は二回ほどしているんですが。)
そして、「オマエ、殺してやろうか? といって、いきなりナイフをとりだし、振り回した」
私は急いで、小屋に逃げ込み、ガラス戸を閉めましたが、オッサンはナイフを振り回しながら、戸をドンドンたたきました。
逃げ切れないと思い、とにかく何回も土下座し、やっとのことで事なきを得ましたが、まったく、生きた心地がしませんでした。
当日、御前山避難小屋の利用者名簿には「大沼文男と犬、茨城、54歳」という書き込みしかありませんでした。あとの利用者は私だけだし、オッサンは犬を連れていました。
利用者名簿を見返すと、過去にも何度か「大沼文男と犬、茨城、54歳」という書き込みがありましたので、こいつに間違いありません。
身長は165cmくらい、「アホの坂田」にちょっと似ているが、目つきはするどい。アルミフレームのついた背負子タイプのザック、マジック止めの運動靴。「埼玉吉田」と書いた、農協の帽子です。犬は中型の白い日本犬でした。
こんな、危険な人間が山に入っているなんて、とてもショックです。しばらく山に登れなくなりそうなくらい、衝撃を受けました。
とりあえず、奥多摩駅前の交番に届けました。東京都山岳連盟や雑誌、パソコン通信等にも知らせたいと思います。
皆さんも、くれぐれもご注意ください。そしてこのような異常者を山から追放するために努力しましょう。