伊豆大島で登山

< 前へ戻る < トップページへ戻る

出発

と、言っても何も考えていなかったわけではありません。
いちおう、こんな感じで歩くぞ!!というざっくりとした作戦はあったんです。

ここトウシキキャンプ場から歩いて、月と砂漠ライン入口へ入り、三原山を目指す作戦でゆきます。

大雑把な計画です。

とりあえず、波浮港の集落(上の地図で(2))に商店が2軒ほどありそうなので、そこでパンとか飲み物を買って山へ向かいたいと思います。

まだ朝が速くて商店が開いてないので、ちょっと遠回りなんですが、しかたないです。

振り返ってテントを撮影。

で、歩き始めるんだけど、ここからが長い。
っていうか、完全に大島を舐めていた(笑)

おらぁ〜。。がんばるっぺよ〜〜(^^)

何を舐めていたかと言うと、大島の大きさを舐めていたのです。

ふんふん〜♪と鼻歌まじりで歩きはじめる無知なオヤジ。

これから修羅場になるとも知らないオッサン(笑)は、呑気に周辺を観察しつつ歩いています。

道の様子。

キャンプ場のすぐちかくに遊泳場がある・・。

まっすぐ進むと右に脇道が(ちょっと寄り道)

おわっ・・なかなか良い景色〜(^^)

と、思ったけど下の方ゴミだらけやな〜(笑)

この先にも道が続いていたけど行かずに戻る。

元の道へ戻って進む。

島の雑草。

あんまり見かけない植物だ。

奥多摩でも良くみかける例の看板。

道。

自転車がすいーっと走って行きます。

途中にあったヘリポート。

途中にあったクサヤ製造所。

クサヤを作ってる所の近くを通ると、ぷ〜ん・・とクサヤのニオイがします。

途中にあった神社。

神社のあらまし(拡大

なかなか立派な神社です。

『波布比咩命神社(はぶひめ じんじゃ)』です。

この神社に祀られている神様は『はふ大后』と言うらしいです。ちょっと聞き馴染みの無い神様ですよね。

古代の伊豆諸島を治めた、三島の神様が、それぞれの島に后を置いて、島の開拓を行ったそうです。 その後、島の人たちは、この地に『はふ大后』を神として崇め、この神社を作ったのです。 波布という地名の由来になっている神様なのでしょうか(?)

この神社の裏手の方に道が伸びていたので、海の方へ行ってみました。

何があるかな。

こんな景色が見えた。

なんだろあれは・・。。

この場所からは、波浮港が見えます。

波浮港。

戻って山を目指さないと・・。。

別の階段。

手水舎。

神社を出て、波浮港へ到着しました。

港の様子。

『東京都島しょ農林水産総合センター大島事業所』

港には沢山の漁船が停泊していました。

小さい漁船がいっぱい停泊していました。

小さい船だけじゃなくて、大きい船も。

ひときわ大きい大島丸。

港ってなんだか良いですよね。けっこう好きです。

現在位置(拡大してみる

そして、この波浮港の所にある、素敵な路地の中を歩いて進みました。

お・・なんかいい感じ。

すごく雰囲気のある、港町って感じです。

この通りはひと目みて気に入りました(^^)

なんだか、懐かしい風景です。

小さい港町なんですが、暗さとか、寂しさのようなものは感じず、すごく清潔感のある通りです、とても静かなんですが、 波浮の人々の生活が滲んでいるように感じました。

商店、ちょっとしたお菓子とアイスが売ってる。

大島って書いてますね。

今では珍しい、装飾ガラス。

全ての建物に人が住んでいるわけでは無いようだ。

階段を登って。

みなとやさん。

みなとやさんは旅館だと思っていたのですが、資料館なんですね。僕は知らなかったのでこの時はスルーしてます。

さらに階段をのぼりーの。

踊子坂(おどりこさか)を登って、港から上の集落へと移動します。

登る。

文学散歩。

階段をのぼりきって、そこも街。

味わい深い石垣。

上手く説明できないけど、いい感じ(笑)

観光できそうな感じだけど、今日はとりあえず山へ向かうのでパスしました。

歴史を感じさせる町並み。

説明。

『甚の丸』界隈と書いてます。
甚の丸(じんのまる?)がこの地域の名前なんでしょうね。
江戸時代末期からつづく、歴史のある港町と言う事です。

『東京梵天』

冷やしたい焼き!?

ここのタコ焼きが有名らしいです。

まだ、店も開いてないので、今日はスルーしてまた後日。。

さて、この周辺に商店が2軒ぐらいあるんだけど・・どこかな・・(^^)

『根岸商店』と『山本商店』がある。

ところが困った事に・・。。

『根岸商店』発見〜(^^)

げっ・・・開いてない(^^;)

ガラスから店内を見ると、品揃えが少ないですが、お菓子などが置いてありました。 欲しいと思ったけど、店内は真っ暗で開いていません。

しょうがないので、もう一件の店へ・・。

『山本商店』(だと思う)

あれ・・こっちも開いてないし・・。

中を覗いてみたんですが・・塩しか売ってないです。
塩屋さんかよ・・(^^;)

どーするの。

こまったなー。何も食い物を持たずに山へ入るとか正気じゃねーぞ。
っていうか危険すぎるだろー。

オーマイゴッド(山本商店の前にある教会)

とりあえず、自販機はあるので、飲み物は調達できるけど・・・。。

自販機。

カルピスウォーターが雑。

で、ここで露頭に迷っていたら、島のおじいさんが、話しかけてきました。 「あ〜そこのお店、葬式に行ってるから開いてないよ〜」だって・・。

でも、すぐここに別の店があるから、そこで買えるって教えてもらえた。

それがここ。看板が無い(笑)

中に入ると、かわいいおばーちゃんが店番してて、お菓子と菓子パンが売っていたので、無事に食糧を調達。微妙に値段が高くてちょっとドキッとした。

店の中の様子(アイスは売ってないです)

お菓子がいっぱいある。

※おばーちゃんに、撮影していいですか?って聞いてから撮影しました。

おばーちゃんと、ちょっと話ししたんだけど、伊豆大島の商店に置いてあるものは、卸しが下田港からやってくるそうです。 だから店に置いてある商品が、東京区内とは品揃えが全く違っています。伊豆諸島は東京都だけど、食べ物は静岡県のままなんですね。

伊豆諸島はその昔、静岡県で、その後経済的な理由から東京都に編入されたのです。

お店の名前聞いたら、ここも根岸商店って行ってた(たしか)

で、買ったものがこちら〜。

『フレッシュミルク』と1リットルの飲み物。

初めてみる、菓子パン(?)ですね。値段も346円とそれなりに良いお値段。

ぎっしりで10個入り。

ここで1個食ってみたけど、みたまんまの味でした。ふわふわパンにクリームが入ってて、やけに甘い。ショートケーキのイチゴ無しみたいな味。