冬のタワ尾根

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さあ、出発だ。

今日はここから長澤背稜を少し歩いて、タワ尾根を使って下山したいと思います。

戸締りをして帰る。

飲み食いしたので、荷物が随分と軽くなった。

小川谷は通行禁止なのです。

小屋から10m程上へ登り長沢背稜縦走路へ出る。

タワ尾根へ向かってレッツゴー。

歩き始めるとすぐに太陽の光が顔を出してきた。

ぴか〜〜。。

白い雪がモルゲンロートに染まる。

綺麗。

気温は低いけど、まったく寒さを感じない。
空気は乾燥していて、雪は昨晩の冷え込みでしっかりと固まっていて歩きやすい。

楽しい。

道は平坦で、しっかりとトレースが続いている。
早朝ハイキングに気分がウキウキとしてくる瞬間だ。

この空間を自分だけで独占しているという、この贅沢な時間がたまらなく良い。

朝焼けの中を気持ちよく歩く。

途中、ヤマレコで調べてきた『行福ノタオ』なる場所を通過。

どんな場所だろう。

特に何もない場所だった。

道中はかなり雪が深いが、しっかりとトレースがついていて安心。

ちょっとした登り。

道は全体的に平坦でなだらかではあるが、地味に凸凹があるので体は温まる。

足元の様子。

たっぷりと雪があって嬉しいです。

雪が吹き溜まっている。

途中は何ヶ所か、谷側に落ち込みそうな細いトラバース道の通過がある。
踏み込んだ足が少しだけ谷側へ持っていかれそうになったが踏ん張る。

怖い怖い・・。。

冬季の長澤背稜は、思った以上に難易度高いと思います。
トレースがあるからいくらか簡単になっていると思いますが・・。。

神経をすり減らしてトラーバスする。

滑落するとどうなるかな。

途中数箇所、ドキドキしながら歩いたけど、タワ尾根が近づくと道が簡単になってくる。

寒そうな切り株。

着替える。

ゆっくりと周辺を観察しながらの散策は気楽なものでR

なかなか良い感じだね。

とにかく、どんな時も余裕を持って行動する。
それが遭難に繋がりにくい良い山歩きなんだろうな・・と漠然と思った。

※実践出来ていませんが。

ラッセル泥棒見参(俺)

前方から人の声が聞こえてきた、山の中では人の話し声は良く通る。
歩いて行くと先行パーティーに追いついた。 先日避難小屋で一緒になった人たちだった。

登山者。

隊列が伸びている。

追いついたけど、すこし小休止をして間隔を開ける。

もうちょいでタワ尾根だ。

昨日と違って今日は、行程に随分と余裕がある。
この調子だと12時には下山出来そうだ。

タワ尾根に到着。

タワ尾根は長澤背稜の上にある『滝谷ノ峰』から南東に伸びる尾根で直線距離で約4.7km。
道中は緩やかな傾斜が続き一見楽そうに見えるけど、地味な登りがひたすらに続き楽では無いコースです。今日はそこを下りで使います。

タワ尾根へ入って行く。

先行パーティーが歩いていたが、僕もそれに合わせて歩みを緩める。

ゆっくり歩かれているのですぐに追いついてしまう。

さあ、雪のタワ尾根だっ〜。

緩やかに下る。

ヤブは完全に枯れている。

まずは『トロッコ終点』を通過。
このトロッコは滝谷ノ峰のヘリポートを作るために使ったんだとか。

一度乗ってみたいな。

終点

※このトロッコ終点の辺りが『カラ滝頭』と呼ばれている場所のような気がする。

トロッコ終点の場所。

ここから暫くトロッコの軌道をたどって歩きます。

軌道を辿る。

ずっと続いている。

天祖山かな。

下る。

途中、適度にアップダウンがある。
その内にトロッコの軌道が尾根を外れて大きく落ちこんで離れて行く。

さようなら。

トロッコの軌道をたどった人がいたようです。

本当に世の中にはマニアックな人がいるもんだなぁ・・と。
呆れると同時に感心もする(笑)

ここでトロッコと別れる。

ちなみにこの1602mのピークは、ヤマレコによれば『大京谷ノ峰』と言う事になっている。

さぁ、ここからが、タワ尾根の最大の難所(?)
まずは『大京谷ノ峰』から下降して行きます。

下ります。

この下降自体は難しい事は無いです。
途中木の枝などもあるので、上手に使って下ります。

現在位置。

落ち葉と雪。

下って来た付近を見上げると岩だらけである。

そしてここを登る。

一見するとどこをどうやって登るか分からないが、
今日はトレースがついているので、それを追って進む。
もしもトレースが無い場合はルートファインディング能力が試されるだろう。

ぐいぐいと、パワーで押す。

チェーンアイゼンの雪面への噛み方が浅く、やはり若干の不安を覚えた。
(いちおう大丈夫だった)

チェーンアイゼンの制動力はマイルドなのだ。

さあ、斜面の終端まで登ってきた。
最後は一気に勢いをつけて登る。強引に力でねじ伏せる感じ。

うりゃぁ〜〜!!と登った。

上部まで登って一呼吸。

トレースを辿る。

登りで使った時は感じなかったが、下りだと進行方向が分かりにくい気がした。

ウトウノ頭を目指す。

ウトウノ頭手前、倒木の巣を通過。

ウトウノ頭手前で先行パーティーに再び追いついた。

頑張って登っている。

ウトウノ頭

ウトウノ頭に到着〜。
先行パーティーの方たちと挨拶を交わす。

爽やかな人たちだ。

みんな思い思いに記念撮影をしている。

有名なウトウのレリーフ。

ウトウの頭の名物となっている、有名なレリーフに仲間が増えていた。
僕が知りうる限り4代目(?)

作者は、M.Utouさん。

タワ尾根に花を添えるレリーフですね。
本当に良い仕事をしているなと思います。

ちょっと褒めすぎかもしれないけど、このレリーフが有る事で、タワ尾根が奥多摩の山の中でも ひときわ特別な場所になっている、と思います。

展望。

記念撮影だす。

雪目で目が細くなって、冴えない顔になっております(^^;)

タワ尾根で唯一の三角点もここにある。

※孫曾 三等三角点

これ以降は暫く難しい場所は無い。
楽しい散策の始まりなのでR

一度下って。

細い踏み跡を辿る。

タワ尾根の様子。

赤テープが所々に。

日原はこちら。

下って行きます。

緩やかな道。

周辺の様子。

この先で先行パーティーに追いついて、追い抜きました。
これ以後彼らとは遭遇していません。

雪の様子。

サングラスを持っていないので、雪面に光が反射して眩しいです。
眼球が日焼けして雪眼炎のようになります。

篶坂ノ丸

先行パーティーを追い抜いた所で篶坂ノ丸。
山っぽく無いけど、いちおう山らしい。

篶坂ノ丸の様子。

黄色い文字が可愛い、山名プレート。

さぁ、どんどん降ろう。

雪。

所々でそれなりに傾斜のある坂は出てくるけど、難なく進む。
落ち葉にまぎれてトレースを見失う事も多々あるがじっくり見れば発見できる。

道中の様子。

隣に鷹ノ巣山が見える。

快適、快調に下る。

らっくらくなのだ。

途中にあったのが、金袋山(きんたいやま?)

金袋山

ここも特別何という場所でも無い。
ここに山の名前がつけられているのが不思議なぐらいだ。

金袋山のプレート。

gpsでの現在地。

いちおう記念撮影。

金袋山にて。

雪があるとレフ板効果でみんなかっこ良く見えるそうですね。
だからスキー場にいる女性はみんな可愛く見えるんだとか。
(スキー場には行った事が無いです)

はいはい、次〜。

折れた木。

タワ尾根も次の人形山へ近づいて行くと、地形がうねるように所々が盛り上がって尾根の幅も広くなってくる。
以前登った時は気が付かなかったけど、下りで見ると前方にぽっこりとした小ピークが見えてきた。

あれが人形山だな。

登ってみよう。