さあ下山します。
ここからは、金毘羅山方面へ進み、途中は麻生山の懐をすり抜けて、『焼岩山』を目指します。
金毘羅山までは7.8km
杖を一本だけ出して、慎重に階段を下って進みます。
下る。 |
他の人もどんどん降りて行き、そして登ってくる。 |
途中でみかけた謎植物の残骸。
元々何だったのか謎。
植物図鑑は花が咲いているところは掲載されているけど、
枯れた所は掲載してないのが不満です。
どんな風に枯れて種をつけるか、まで見せて欲しいですよね。
至つるつる温泉。 |
うほっ、いい女(笑) |
このような植物もございました。
コウヤボウキ(?)
日の出山から、南側の斜面を下ってきまして再びこの場所まで戻ってきました。
地図ではこんな感じ。
ここから麻生山方面へ。
麻生山までずっと稜線がつながっている。 |
ベテラン風オジサンにすごい勢いで抜かれる。 |
ベテラン風オジサンがすごい迫力で抜き去ってゆきました。
なんか只者じゃない(たぶん相当な実力者だろう)
すごい数の道標。
僕もすごいスピードのおじさんを追いかけるように進みます。
(ぜんぜん追いつけませんでしたが(笑))
マウンテンバイクの人が登っていた路。 |
遠くの眺めも最高〜。 |
稜線を歩きつつ振り返って撮影。 |
謎の実。 |
木が生えていない、裸の稜線から次に針葉樹の植林帯へ突撃。
ここから再び森です。
静かな縦走路を一人、そっと歩きます。
トレッキングブーツが土を蹴る音が心地よいのです。
こちらはすごい根っこ。
落ちているのは杉の枯れ葉。 |
金毘羅尾根は雰囲気が良くて好きです。 |
さて、焼岩山へのアプローチですが、麻生山が近づくとGPSを見ながら慎重に道を探ります。 国土地理院の地図では、麻生山の北側に東へ伸びる道がありますが・・・。。
ここで二股に分かれている。
しかし、実際にその場所に到着しても、道は分かれていませんでした。
GPSも微妙にズレている事がありますので、少し戻ったり、進んだりして、分岐地点を探りましたが発見できず。
道は真っ直ぐしかない。
道が古すぎて消失したのでしょうか。。
仕方がないので、麻生山の直下まで移動します。
大パーティーとすれ違う。
麻生山の直下の分岐、ここから麻生山を狙って行けますが、ここで倒木をくぐって左折して『白岩の滝』方面へ進みます。
よいしょっと。
ここからだ。
この先にも道がありますが、この道は地図には記載されてないですね。
国土地理院の地図が間違っているんでしょうか?
暗い森の中を進みます。
暗い森の中に一本通っている道を進み、尾根との合流点に到着。
尾根が見えてきた。
バリエーションルートに突入。
ここには道標が一本。その道標の裏へ入り、この尾根をひたすら下ります。
では、行ってきまっす!! |
道標の裏側を見る(主観) |
さあ、ここからバリエーションルート。
こんな感じ。
ここから先は、マトモな道は無いと思うので、心拍数も微妙にあがりますね。
ピンク色のテープを発見。
ある程度覚悟はしていたのですが、道はありませんが、
特別ヒドイ道でも無く、普通に下れます。
うん、いい感じ。
しばらく下って行きますと、右手が大きく落ち込んで来ます。
下の方に林道が走っているようです。
こんな場所に林道が。
進んで行くと、林道が近づいてきます。
落ちたら死にます(笑)
写真では高そうに見えませんが、けっこう高いです。
そして、ずっと進んで行くと・・。。
正面に林道が出てきました、尾根の上を林道が横断しています。
正面に林道。
ここで、予想外の地形が出現。
ちょっとした崖になっていて下る事が出来ません。
下まで4.5mぐらいありそう。
ちょうどこんな感じです。
写真では高く見えない。
飛び降りるのは・・ちょっと無理があるな。
GPSでこの位置です。
ザックを下に放り投げて空身で降りようかー。とおもったのですが、いやちょっと待て俺。 もうちょっとじっくり付近を観察しようでは無いか(!)とおもったのです。
すると、崖の左側に若干ですが、人が立てそうなステップがあります。
かなり崩れやすそうで、降りるのが難しそうですが、なんとかなりそう。
完全に崖だあ。
とりあえず‥上から下の様子をじっくり観察。
身体を後ろ向きにして、思い切ってそのステップに足をおろします。
後ろ向きなので目には見えませんが、足の裏がステップの上に立った感触が伝わってきました。
両足でしっかりと立った事を確認して、身体を壁から離して目で足元の様子を確認したら、大丈夫のようです。
そして安全を確認してから次のムーブに移ります。。
よし。(参考までに僕の身長は173cmです。)
手は補助的に使って、体重をしっかりと足にかけているので心配ありません。。
この高さならなんとでもなる。慎重に・・。。
ふ〜〜。。まさかこんな難所があるとはね(^^;)
これ以上高いとロープが欲しいね。
降りてから撮影。こんな感じ。
ちょっと緊張したので、ここで一本立てました。
※一本立てるとは、休むと言う事ですね。
さあ、ここからも林道を横切って、さらに尾根を下る。
更に尾根を下る。
そして、この後がとにかく地図読みが難しい。
地図で見るとすごく簡単そうに見えるんだけど、
地図では表現されてないような小さい枝尾根がいくつかあるのと、
紛らわしい踏み跡、あちこちにある赤テープが僕を惑わします。
一見簡単そうだけどね。
下りで捜索する時は、GPSが無いと高確率で間違うだろうな・・と思いました。