奥多摩に入門する 高水山、岩茸石山、惣岳山

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高水三山(たかみずさんさん)は東京都の奥多摩山域にある、 高水山、岩茸石山、惣岳山の3つの山の総称。 初心者でも比較的簡単に登れる低山だが3つの山を縦走するので歩きごたえは十分でした。(2008/12/6頃に旅す)(記事ver2.1)

軍畑駅 〜 高水山(759m) 〜 岩茸石山(793m) 〜 惣岳山(756m) 〜 御嶽駅

気持ちいい天気気持ち良い空。

岩茸石山からの展望岩茸石山からの展望。

植物色づいた植物。


コース解説。

※僭越ではございますが、自分が歩いたコースを自分の感想を交えながら解説してみたいと思います。

『高水三山』とは、高水山、岩茸石山、惣岳山の3つの山を縦走するコースの総称です。高水三山の命名者は低山登山家(?)の高畑棟材(たかはた むねたか)さんだと言われています。

このコースは誰が言ったか、奥多摩入門コースなんて言われています。 いったい誰が言い始めたんでしょうか(笑)

国土地理院 1/25000地図では『武蔵御岳』をご覧ください

しかし入門とは言ってもただの入門コースでは無く、『縦走登山』の入門コースと言っていいでしょう。縦走(じゅうそう)とは、1つの山頂を極めた後に稜線を伝って 隣の山へと移動し、連続的に山頂を登頂して行く(登頂しない事もある)という登山方法です。入門コースですが、登山を始めたばかりの人には十分すぎる程の歩きごたえがありますので、低山歩きの醍醐味を存分に味わう事ができるはずです。まだ登山を始めたばかり、これからはじめると言う方は、東京でしたら高尾山やその近郊、もしくは御岳山などで足慣らしをすると良いと思います。

※地図とコンパスは必ず携帯してください。
国土地理院 1/25000地図では『武蔵御岳』をご覧ください(新宿の紀伊國屋書店などで買えます)
山と高原地図では『山と高原地図 奥多摩 2015 (登山地図 | マップル) (amazon)』です。

比較的簡単なコースとして紹介される事が多いコースですが。遭難、死亡事故などが発生する事も多い領域です。気をつけて歩いてくださいね。(2015/11/11に加筆しました)

軍畑駅到着

JR青梅線 軍畑(いくさばた)駅を出発点とし、高水山〜岩茸石山〜惣岳山と縦走。 JR青梅線 御嶽駅へ下ります。

軍畑駅に到着しました。
周りを見渡すと 沢山のハイカーで賑わっています。

駅のすぐそばには商店があり、ここで行動食としてチョコレートを買い足しました。

軍畑駅軍畑駅は無人駅、簡易Suica改札機が設置されている。

軍畑駅前売店駅前の商店、品揃えは地味です。

さあ、行きましょう〜。

登山道へ

軽くウォーミングアップをしたら出発します。

駅から出て左手に線路沿いに進み、踏切を渡ります。
そこからは道なりに進んで行きます。

途中は案内標識がしっかりしているので、迷う事は無いと思います。

軍畑鉄橋近く田舎風の踏み切り、遮断機が無いのがいい。

案内板標識が出ているので迷う事は無いです。

途中で『高水山入り口』と彫ってある石が見えてきましたが、
ここはまだ登山口とは言えません。

登山口『高水山入口』と書いています。

分岐途中の分岐。ここは左へ入って行きます。

しばらくの間、市街地を歩いて行きます。

沢沿いの道は水の流れる音が心地よいです。

登山道ここでアスファルトの道は終わりです(右へ入る)

登山道気持ちいい空。

※この日記では12月に歩いています、気温はかなり低く寒いです。防寒の十分な備えが必要です。

砂防ダム

山に入るとすぐに巨大な砂防ダムが現れました。

砂防ダムの脇の階段を登って山の中へと入ります。

砂防ダム立派な砂防ダム

階段砂防ダム脇の階段、急な階段です。

さあ、ここから山です。

山道・山林を歩く

高水山までの登山道は良く整備されているので、 小気味よい散策が楽しめます。

沢の水は一見すると綺麗ですが、飲めるかどうかよくわかりません、
私はちょっと口をつけてみましたが、何の問題もなかったです。

※飲まない方がいいでしょう(笑)

小さい橋小川が流れ小さい橋がかけられています。

登山道枯れた沢のような所。

登山道長い上りが続く道

登山道木の根を踏むと滑りやすい。

木の根がまるで階段のようになっていました。

多くの登山者が歩くうちに土が削られて道になるみたいですね。

常福寺を訪問する

道を進んでゆくと常福寺へ続く標識が現れます。

東京都の重要指定文化財らしいです。

常福院へお寺を経由して山頂をめざします。

階段なぜか日の丸の旗(ステンレス製?)が・・