東京都檜原村に位置し、北西から南東へとゆるやかに伸びる浅間尾根は、登山初心者にも優しい 絶好のハイキングコースのはずです(たぶん)(2012/2/19に旅す)(記事ver2 最終更新日2014/11/26)
倉掛尾根散策(前編) 〜 浅間尾根最北端(戸沢山)〜 御林山 〜 道奈良山 〜 内台山 〜 一本松 〜 浅間嶺 〜 入沢山 〜 松生山 〜 払沢ノ峰 〜 笹平 バス停 〜 武蔵五日市駅
崩落地を通過。 |
寄り道の連続。 |
真っ暗な山の中。 |
検証・改訂のお知らせ
道奈良山と、内台山の記載を追記しました。(2014/11/26)
浅間尾根の上にある幾つかのピークは登山道から外れているので、狙いたい場合は、地図やGPSを見ながら位置を見定めて登って行く必要があります。 浅間尾根自体は良く整備されていて、歩きやすく特別危険な場所も少ない良コースです。ピークを狙って行く行為そのものは危険は少ないと思いますが、 逆に言うと危険を感じるような事があれば、道を間違っている可能性もありますので、自分が今背負っているリスクを判定しながら、常に安全な状態を確保して歩くように心がけてください。(2015/5/27に検証しました)
前回までのあらすじ
と、いうわけで・・。
話しが長すぎるので2部構成にしてみました。
とは言っても話しが長いのは前編では無く本編の方です。
浅間尾根縦走始まる。
風張峠の駐車場から山に入り、浅間尾根縦走路の末端へ移動する。
ここから後編が始まります。
この先は『悪路につき通行注意』の警告。
心拍数が上がります。
まっ・・危なかったら引き返せばいいだろ?
ってそういう脳天気な俺。
(行っくぜ〜〜。。)
なんか、やる気が出てきた。
メラメラ・・(燃える音)
なぜ山に登るか・・って?
そりゃここに俺がいるからさ(ごめんパクリw)
歩き出す。
一歩一歩・・しくしくと進む。
誰も歩いていない道は、踏み跡が無い。
雪の感触はサラサラのパウダースノーです。
もうすぐで浅間尾根に出逢う。
スタート地点からちょっと歩くと、道標が見えてきた。
浅間尾根最北端の地
耳を澄ませて、辺りをじっと見る。
近づいてみる。 |
道標の様子。 |
このポイントが浅間尾根の最北端です。
地形図で言うと風張峠近くの、標高1249mの地点。
ここから浅間尾根の南端に位置する『払沢ノ峰』までは
直線距離にして約12kmぐらいはありそうです。
『戸沢峰』とマジックで書いてある。
道標には『戸沢峰』と記載されている。
ちなみにこの小ピークから西にあるのが『硯山』と呼ばれている山です。
ガイドブックなどでは硯山から南に伸びるのが浅間尾根などと書いている事もある。
それも間違いではありません。
※恐らくこの場所は『戸沢峰』ではありません。
手持ちの資料をよく見ますと、どうやら『硯山』=『戸沢峰』のようです。
戸沢峰→砥沢峰→硯山と名称が変節してるようです・・(?)
※参考資料
・(『秋川流域の山々』内田正雄著 朋文堂)昭和初期(?)
・(『東京付近の山』ブルーガイド編集 昭和55年)
さて、ここからの予定です・・。ガイコツ図を書いてみました。
全体はこんな具合です。
『戸沢峰』(?)の山頂の雰囲気。
誰もいない平凡なピークで、吐く息だけが白い。
(さあ、進むぞ。)