『奥多摩むかしみち』入り口
そして『奥多摩むかしみち』の入り口へ立つ。
よーし!!歩くぞ〜っ!
むかし道を歩きはじめると、すぐに急な坂になる。(急という程では無いですが・・)
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みどころ・・(3)羽黒坂
羽黒坂へやってきました。
古社羽黒三田神社の神門前の坂が羽黒坂で、その昔木炭運びの人、馬、車が苦労した場所と伝えられています。道の両脇には紅葉し黄色く色づいた木々。そして羽黒神社の鳥居が目に映えます。
羽黒坂の様子。
羽黒三田神社は、平将門の子孫である豪族、三田氏が崇拝した神々、 羽黒権現と穴沢天神を祭っている。三田氏の居城は、東青梅駅北に位置する師丘丘陵上の勝沼城。 1563年(戦国末期)に辛垣(からかい)城で、北条氏照に攻められ滅亡。
羽黒坂はたしかに急な坂だけど、ぬるい坂です。
道の雰囲気を楽しみながら歩きました。
坂をずっと登って行くと、やがて山道へと変化します。
林道で立ち止まる人(俺です)。 |
人が沢山歩いている。 |
いきなり、愛宕山の洗礼を受けてこの先どうなるか・・と思ったけど、 のんびりと起伏の少ないコースで安心しました。
道で立ち止まって写真撮影などをしていると、次から次へと人がやってきます。人気があるコースみたいです。
ずんずん・・歩いて行く。 |
左側にトロッコの線路(廃線)が・・。 |
たまにはハイキングも良いものですね。。
コースを道なりに歩くだけなのだ。 |
変化があって楽しいです(ここは橋)。 |
途中にあった、木製の祠。 |
秋だな〜。(何の植物か不明) |
そして歩いて行くと、田舎名物、露天風呂。
裏返っている・・風呂。
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みどころ・・(4)槐木(さいかちぎ)
山道を抜け、舗装路に出て道なりに歩いて行くと、目の前に一際目立つ樹が現れます。
槐木(さいかちぎ)?
サイカチ(マメ科)の巨樹があり、地名の由縁。羽黒急坂を登りつめた 休み場として賑わった。光背形馬頭観音像がある。「槐」はエンジュと読むが、サイカチに剌がある ことから、木の鬼に見立てた当て字のようだ。
名所にはこのように、説明版が設置さている。 |
光背形馬頭観音像かな? |
さあ!どんどん先に行くぞ〜!!
集落を進む。 |
舗装されているがここも立派な、奥多摩むかしみち・・なのだ。 |
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みどころ・・(5)不動の上滝
むかしみち・・というから、山道ばかりかと思ったら、舗装路が多いです。
その舗装路をずんずん歩いて行くと、先に橋があり、橋からすぐそこに、小さい滝が落ちていた。
正直・・微妙〜〜な滝である。
旧道下に不動尊が祀られてあることで、不動の上滝として人々に安らぎを与える場所である。
こういうのが21ヵ所もあるのだ。(まだ5個目だよ)
おっ・・田舎名物、露天風呂を発見。
道中は古道の雰囲気と、集落の温かみを感じつつ歩く。
奥多摩にもいろいろあるな〜なんて思いながら歩く。
無人販売所。ゆず一皿100円。 |
消防団の建物。 |
ゆずの写真を撮影していたら、田舎の女の子が「こんにちは^^」と挨拶してくれた。
僕も「こんにちは^^」と挨拶し返した。田舎の子供は朴訥で爽やかで可愛いです。
日露戦役凱旋記念碑。
消防団の建物の隣に、日露戦争の凱旋記念碑が建立されていた。
奥多摩出身の将校(中将と書いてあった)が、日露戦争で勝利して奥多摩に凱旋した時に建立したようです。郷里の誇りだったのでしょうね。
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みどころ・・(6)白髭神社
とことこ・・と、集落を抜けて道を歩いて行くと、白髭神社へと続く階段が現れる。
階段を登る(俺)。
階段を登り、細い道をつないで行くとすぐそこに白髭神社が鎮座していた。
白髭神社の様子。 |
右側の壁がすごいぞ。 |
まず一目見て、声を上げてしまうのが、神社右側にある、巨大な一枚岩。
これがまるで倒れてくるかのように迫って見えます。・・これはすごい!!
すごい岩壁に興奮!!
都指定の天然記念物の石灰岩大壁(断層面の露出)がすごい白髭神社。
祭神は、塩土翁神(しおつちおきなのかみ)で神武天皇に麗しき国大和をお勧めしてご案内した神。 もう一柱は埼玉県日高町の高麗明神(こまみょうじん)を勧請して祀った祭神高麗王若光(こまおう・じゃっこう)。
飛鳥後期、敗戦の高句麗(こくり)から渡来してきた帰化民人のリーダー。若光の風防から白髭の名がある。
この大石の石灰岩層の層脈は多摩川をはさんで対岸まで続いているそうです。
すげー壁だなぁ・・と驚嘆する。
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みどころ・・(7)弁慶の腕抜き岩
白髭神社を後にして、むかし道に戻りすぐ傍にある奇岩が弁慶の腕抜き岩である
腕が入るほどの穴がある自然石。弁慶が抜いた穴として親しまれてきた。
高さ3mほどの自然石。下の方に穴が開いているのがわかる。
なかなかユニークな岩ですね。
弁慶が開けたに違いない!?と思ったそうです。 |
うでがすっぽり入ります。 |
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みどころ・・(8)耳神様
そして弁慶の腕抜き岩のすぐ近くにあるのが、耳神様の壁(?)
医療が不自由な昔、耳だれや耳痛のときは、穴のあいた小石を見つけて お供えをし、一心にお祈りしたそうですよ。
民間信仰の場、耳神様。
と・・こんな感じでいっぱい見所があります。
立て続けにご紹介しますね。
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みどころ・・(9)いろは楓
樹齢200年(江戸末期)のイロハカエデの巨樹が3本。
見ごろは11月中旬。
奥多摩の山々に自生する「山もみじ」の一種。この樹の紅葉は特にすぐれていて「名状すべがたい」と 言われているそうです。旧道往来の多くの人を楽しませた樹です。
11月上旬はまだ葉が緑だった。
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みどころ・・(10)惣岳(そうがく)の成田不動尊
明治の頃、水根と惣岳の奥平家(修験道の験者)により成田不動尊を観請したものです。
古道の脇に鳥居、鳥居をくぐって入って行くと・・。
ちなみに、勧請とは『かんじゅう』と読みます。神道の世界では神は無限に分ける事(増やす)ができるのです。
(ロウソクからロウソクへ火を移す様に増やす事ができる)
惣岳の成田不動尊。
鳥居の先には、木々に囲まれた、小さいかわいい社がありました。
不動尊の佇まい。
惣岳の成田不動尊を後にすると下の方に惣岳渓谷が見えました。
激しい水の流れ。
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みどころ・・(12)巌道(がんどう)の馬頭様
人ひとりが通れるほどの狭い旧道では、多くの馬が谷へ落ちたそうです。
そのたびに供養塔が増えました。
落石防止フェンスの向こうにある。
よくわからないもの(これが供養塔?)
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みどころ・・(11)惣岳渓谷と、しだくら吊橋
『惣岳の荒』といわれて、多くの巨岩が渓谷美を見せる惣岳渓谷。
そこにかけられた吊橋がしだくら吊橋です。
しだくら吊橋
店員が5名なので、観光客は交代で渡って行きます。
定員5名まで!! |
よし、渡ってみよう〜。 |
かなりグラグラします。 |
下に惣岳渓谷。 |
橋を渡ると左手から沢へ降りて行く事が出来ました。
沢の様子。 |
清冽な水を補給する。 |
水はとっても綺麗。
下手には惣岳渓谷が見える。
沢で水を汲んだら、上へ戻ります。
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