今回の山旅は、川苔山の周辺に点在するいくつかの小ピークを狙ってゆきます、東京都側からはアクセスが悪いように感じたので、初日は一杯水避難小屋に宿泊して、そこを起点に目的の山頂を狙って行こうという計画です。まずは歩いた事の無い棒杭尾根を使って一杯水避難小屋を目指します。(2103/11/16に旅す)
(記事ver2)
奥多摩駅 〜 倉沢バス停 〜 林道倉沢線 〜 棒杭尾根 〜 棒杭ノ頭 〜 一杯水 〜 一杯水避難小屋(一泊)
廃道へ。 |
棒杭尾根。 |
一杯水避難小屋へ。 |
検証しました。
この旅では『立ち入り禁止』と書いている場所へ入っていましたので、将来的に鍵をつける事にします(2016/1/17)
いつもの奥多摩駅からスタートです。
今日はここ奥多摩駅からバスに乗り、『倉沢バス停』まで移動して、 そこから林道を歩き、『棒杭尾根』を使って稜線に出て、一杯水避難小屋で一泊したいと思います。
奥多摩駅の様子。
と、言うわけで早速ですが駅前からバスに乗り込みます。
当日はバスの増便が出ていて、椅子に座る事が出来ました。
バスは途中、川乗橋で止まりますが、ほとんどの登山者はここで降車します。
川乗橋のバス停の前は人がすごい事になっていました。
川苔山大人気すぎるな。
僕はここから、もうすこしバスに乗って『倉沢バス停』をめざしました。
倉沢バス停
バスから降り立つと、ひんやりとした空気が身体を包み、思わず身震い。
『倉沢バス停』
ここ倉沢からは、以前『倉沢見通し尾根』を使って、ヨコスズ尾根を狙って登った事があります。今日はそちらでは無く、倉沢谷に沿う様に走る『林道 倉沢線』を使って『棒杭尾根』に取り付いて、天目山から東に伸びている稜線に出たいと思います。
バス停の様子。 |
倉沢のヒノキは(わりと)すぐそこ。 |
さあ、身支度が出来たら歩き始めます。
橋を右手に見送り、左側の林道(倉沢線)へ入って行きます。
林道 倉沢線へ。
この先、どんな道が待っているんでしょうか・・(?)
とても楽しみです。
こっち進むの初めてだな。
ちなみに、ちょっと古い『山と高原地図』だとこの林道は通行禁止になっています。 2013年11月現在は通行できそうです。
林道に入ってすぐに撮影した道の様子。
左側に岩壁がある道を歩いて行きます。
道の様子。
序盤は倉沢谷が遥か下方ですが、見えています。 澄んだ水が勢い良く流れていました。非常に美しい沢です。
望遠で撮影。
そして左側は岩壁が多いので、落石にも注意しなければいけません。
随所で落石の爪あとを見る事ができました。
大きな石。
そしてこんな場所もありました。
うほっ・・なんだこれ(^^;)
大きい石が落ちてきて、ガードレールをペシャンコにしたのでしょう。
石はそのまま谷底に落ちたに違いありません。
下の方を覗いてみたら・・。。
なんか色々落ちてた(笑)
さあ、まだ林道歩きははじまったばっかりです。
道の様子。 |
左側を見上げる。 |
瀬音が下から聞こえてきて、気持ちの良い林道歩きです。
ちょっと泥濘んだ場所。 |
朝靄が美しい。 |
途中はいくつかの橋が渡っていました。
これは一つ目の橋だな。
そして、最初は遥か下方にあった沢もだんだんと近くなってきます。
サワガニとかいそうだなぁ。 |
綺麗な川ですね。 |
2つ目の橋『はちまん橋』と書いていた。
この橋が最悪で、水が溜まって、びしょびしょだった。
靴が防水で良かったです。
水に浸かっています。
2つ目の橋を渡ったぐらいの所から、だんだん水が染みだしている所が多くなってきました。
岩から水が染みだしてきます。
岩を伝って落ちる、水滴の音が大好きです。
チョロチョロ・・と流れます。
なかなか良い感じですね。
さらに進むと、こんな見応えのある場所も、あったりして良い。
実物を見るともっと迫力がある。
10mぐらいの高さから、何段もの小さな岩棚を、冷たい水が転がるように落ちてきます。
水が岩を伝って落ちてくる。 |
かなりの水量だ。 |
こんな具合でこの林道は長いけど、途中はいろいろあって見飽きないです。
んだけど、まだこの先が長いので、途中まで一気に飛ばしたいと思います。
『鳴瀬橋』を通過。 |
『鳴瀬橋』の様子。 |
途中見えた沢。 |
マウンテンバイクの人が途中で休んでいた。 |
ひたすら林道を歩く。 |
右手に立派な滝が見えた。 |
地面を水が流れている。 |
油断すると滑って転けそう。 |
水の出処はここ。 |
水が湧いているのだ。 |
水がはみ出て道路まで流れる。 |
しかし飲める気がしない。 |
頭上の様子。 |
沢は相変わらず綺麗。 |
途中広くて、立派な石垣がある場所。 |
右手に巨大岩壁出現。 |
道が狭くなってくる。 |
左手の頭上、木にスリングを発見。 |
良く見るとクリップできる。 |
クライミングの練習場かなぁ。 |
気が付くと沢はすぐそこに。
そして、ついに林道も佳境。